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ガクチカ成功事例 このネタで内定させました

前回掲載したnoteで、「自炊」をガクチカのテーマにするように伝えたところ、SNS経由でいろいろとリアクションや質問をいただきました。

まぁもしもみんなが同じネタばっかり書いてしまうと、バラエティが乏しくなってしまうかもしれませんね。私自身、過去に教え子へアドバイスした内容って、実は結構覚えておりまして。このテーマで書いて、成功したよって話をいくつか具体的にアップしてみようかなぁと思いました。本質と鉄則をまずは意識していただいてから

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本質1:ガクチカはあくまで面接の時の、あなたのネタ提供

就活は、あなたがエントリーシートを送付する前から既に始まっています。そしてエントリーシートを送付することも、単なる一里塚でしかありません。エントリーシートの作成はなかなかに手間のかかる作業ですので、結構その段階で完璧に書こうとし、燃え尽きる傾向すらあります。ところがエントリーシートを受け取った側(会社)にとっては、受取=スタートなのですよね。そのエントリーシートを用いて①面接に呼ぶか?呼ばないか?②面接によんだ学生に何を尋ねるか?という判断基準を作っていくわけです。であれば、②のきっかけになる話題が書かれていないと面接官も「読む気」がうせてしまいます。

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本質2:世代を超えた面接官に、あなたの潜在能力を感じてもらう

大きな企業であれば、面接は3~4段階あります。最終面接が経営者と仮定したら… 1次面接:課長クラス 2次面接:部長クラス 3次面接:局長クラス ってところでしょう。となると…

1次面接:30歳代 → 2次面接:40歳代 → 3次面接:50歳代  →経営者(最終面接):60歳代~70歳代 ってことになります。

あなたの祖父・祖母の世代ですよね。その人たちが5秒で理解できる話題を提供し、その話題を通じて「おぉ、君はなかなか良い潜在能力があるからわが社に入ってもらいたいなぁ」って5分以内に思わせられるか?が勝負なわけです。日頃、あなたのご両親との会話を思い出してください。やれスマホの話題、LINEの話題、友人・知人との活動や遊びの話に、日頃から理解を示し、食いついてきますか?「よーわからんなぁ」なんて顔されてませんか?あなたをよく知る両親が理解しづらい話題を、エントリーシートに書きますか?自ら失格をするために書いているようなものですよ、それ。じゃぁどうしましょう??

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鉄則1:イメージしやすい話題とする

話題とは相手の頭に「画」を浮かばせることが第一歩です。初対面の人に、初めての話題を提供する際に、何の話をしたらいいのでしょう?

ゼミ・サークル・ボランティア… ←実態が見えないのでイメージができない。聞き手が大学に通っていたいのって下手すると30年~50年前っすよ

バス・さんま・掃除・あいさつ・肩もみ … ←どこかに誤解を生じる要因や、分かりにくさってありますか?すぐにイメージが頭に浮かびませんか?

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鉄則2:相手の先入観を逆手にとる

私が指導した学生たちは、ほぼ九州圏内の大学生でした。そんな田舎のよく分からない大学生が東京の企業で面接に行って一生懸命、自分の出身校の学校名を連呼したところで、東京の人たちは所詮「九州から来た田舎者」程度にしか思っていません。そして彼らはどうせ「九州人だから『ばい』とか『ごわす』とか言ったり、『酒好き』だったり、ちょっとアツい系なのかなぁ」と高を括ってきます。周りはMARCH出身などのちょいとスタイリッシュを気取った学生が多いのであれば、そことの差別化を図り、かつ先入観に乗っかることも大事です。なぜならば「イメージと印象が残る」からです。もしもその九州出身の女性が「お酒に異常に詳しかったら…」どうでしょうね。

鉄則3:リアリティを追求する

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話題は徹底的に「リアル(現実味)」のあることにすべきです。でっかい肉の話題なら、面接会場で、その大きさをジェスチャー等で表現できるような話題。明確な経験談であれば、費やした時間やお金、消費した体力、迷惑をかけた他の方の人数などなど、これまた同様に「相手の頭に画を浮かばせる」ような表現がしやすい話題で勝負する必要があります。


鉄則4:生活感を追求する

リアルを追求すると、その答えは「生活感」のある話題が最もよいのです。生活感とは「ほとんどの日々必ず対応していること」です。企業の仕事だって、毎日の細かい作業の積み重ねです。毎日の出来事を克明にとらえ、そこから学びを経て、改善を重ねる姿を出せる人ほど、信頼が得られるというものです。ご実家なら、日頃からどんな家事を手伝っていますか?一人暮らしなら、自炊を中心に何にこだわり、何をつらぬき、何を学んでいますか?

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人は完ぺきではありません。うまくできないながらも、もがきながら少しずつ改善させる生活を続けていくことこそ「頑張ってきたこと」なのではないでしょうか?突発的にネタ探しのためにちょこっと対応したボランティアやバイトが「頑張ってきたこと」でしょうか?それは相手が望み、相手が欲しい人材像として映るでしょうか?テクニカルなことに惑わされず、本質をとらえて、ガクチカに対応してみてください。つづく(*´▽`*)

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