静岡から館林美術館へ 〜お盆の一人旅〜
【令和5年8月16日(水)】
夏季休暇を貰ったので仕事は休み。
そして、妻と娘二人は、妻の実家に帰省中のため、1日中、自分のための時間を過ごせる日となった。
数日前に、休めることが決まっていたため、思い切って佐藤健寿さんの「奇界/世界展」に行くことにした。
佐藤健寿さんの作品展は、以前にも別の場所で開催されていたのだが、都合がつかず断念した過去があるので念願の旅となった。ただ、旅の途中、出発地である静岡の大雨により、バタバタとした旅となったことは、後で細かく書くこととする。
*自己満足の備忘録的な感じの投稿になるため、興味のある方だけでも、お付き合いいただけたら嬉しいです*
【旅日記】
まず、初めての場所へ行くことと、どれ程の時間、作品展を見て過ごすのか予想もつかなかったことから、ほぼ始発の新幹線に乗って行くことにした。
新幹線の時間に間に合うバスがなかったので、シェアサイクルで静岡駅へ。無事、新幹線に乗り込み、目的地へ向け出発した。
目的地の群馬県立館林美術館は、群馬県館林市にあり、最寄駅となる多々良駅から歩いて15分ほどの場所にある。乗り換えもスムーズにいき、移動時間は3時間半、予定通り10時前には、辿り着くことができた。
念願の「奇界/世界展」、ひとつひとつの作品を隅から隅まで見ることができ、とても嬉しかった。作品展の感想は、沢山ありすぎて書き尽くせないというか、語学力の乏しい私では書けることができないというか、、、とにかく、はるばる館林まで来て、見ることができ、価値ある時間となったことには間違いがなかった。
と、ここまでは順調な旅だったのだが、気になっていたことがあった。
それは、冒頭にも触れた静岡の大雨情報である。まず、美術館へ向かう最中に大雨警報が発表される。そして、9時半ころかから東海道新幹線が運転を見合わせて動かなくなったのである。また、静岡市では土砂災害警戒情報が発表された。
仕事上、土砂災災害警戒情報が発表されると出勤しなくてはならないのだが、運良く日中は当番でなかった。安心したのも束の間、静岡へ帰れるのだろうかという新たな不安が出てくる。
そんな不安を抱きながらも、「奇界/世界展」は満喫し、心のどこかで、帰る頃には雨も上がって静岡へ戻ることができるだろうと軽く考えていた。
13時に美術館を出発して、とりあえず東京駅へ戻った。移動中の14時過ぎに、新幹線再開の情報が入り一安心。しかし、東京駅は人でごった返していた。初めてのこが光景に圧倒されながらも、お昼ご飯を食べていなかったので、改札を出て東京駅周辺をブラブラ散策して帰ることにした。
17時前に新幹線の駅ホームに並び、少し待っただけで運良くこだま(新大阪行)に乗ることができた。しかも、コンセントを使える席までゲットできた。
17時20分頃、東京駅を出発し、静岡へ向かっているのだが、今度は富士市(静岡市の東にある隣の市)で大雨の情報。再び、運転を見合わせている模様。(ネットの電波が悪く確かな情報が得られないので、不明。)
私が乗りこんだこだまも、小田原駅で1時間弱、停車した。19時前に、ようやく動き始めて、今、静岡へ向かっている。
無事、一人暮らしになっている自宅へ着けることを祈って旅日記を終わりとする。
【最後に】
お付き合いいただいた方、本当にありがとうございます。ぜひ、佐藤健寿さんの「奇界/世界展」へ足を運んでください。