既存の概念を否定することで話題になる商品を考えてみよう！
まつけんです🐰
日本人は工夫で勝ち続けてきた民族です。しかし、豊かになった日本は工夫する事に力を注がなくなり、現在までの停滞を生み出しているのでは？と私は考えたのです。
この記事を見ていただいている方々は、様々な仕事をこなしていると思います。まだ学生であったり、専門職や事務職として勤めていたり、仕事をされていない方もいらっしゃると思います。
このように読者の背景は違えど、それぞれの身の回りのモノやコトに対して｢工夫する｣ことは可能だと思います。そして、その工夫一つで世の中に膨大な影響を与えるかもしれません。
そんな｢工夫｣の一つとして、既存の概念を否定するという方法があります。
例えば、肉料理に見える肉を使わない料理や、見えなそうで見えるシースルーフィルム、背負わないランドセルなど。実は身の回りで目にしているものは、既存の概念を疑い、否定した結果生まれた商品なのかもしれません！
今回は、そんな既存の概念を否定した素晴らしい商品の数々をまとめました！この例に触れた後に、身の回りのモノやコトに注目してみてください！もしかしたら、そこに新たなビジネスチャンスがあるかも…？
① おにぎらず
これは ｢おにぎり｣という普通であれば握る食べ物を、あえて握らず包むだけという否定を行っています。
かなり前にはなりますが、一時期メディアでも取り上げられるほど人気になりました！現在でもおにぎらずに関するレシピやWebページが書かれるほどに成りましたので、大成功した工夫の一つになります！
② つかめる水
こちらは、｢水を手でつかむ｣ということは普通できないと思いますが、化学の力で水をつかめるようにした商品です！
お子様の自由研究にもってこいの題材にもなっており、少し前のスライムと同じような人気を持っています！
③ タピオカミルクティー
台湾発祥のドリンクで、飲み物に食感を加える新しいアイデアが話題になりました。そもそも飲み物は液状のもので、クリームソーダのようにアイスが上に乗っていても、別で食べたり混ぜて液状にしたりして、食感というものは感じないドリンクが普通でした。
その点でかなりバズりを生んだのかもしれません！
④ スマートミラー
鏡は自分を映し出す物であり、光の進行方向を変えたりする物でした。ITが進化した今、その鏡の面をデバイスの画面の様に天気やニュースを表示する物があります。
既存の概念を否定した故に生まれたアイデアなのかもしれません！
⑤ エアフライヤー
揚げ物と言えば、油でからっと揚げ手作りますが、油を使わずに揚げる方法はイメージできないかと思います。しかし、すでにエアフライヤーという油を使わずに揚げ物ができる調理器具が存在しています！
揚げ物 ⇒ 油を使うという既存の概念を否定してみて、出てきたプロダクトです！
⑥ ヴィーガンバーガー
ハンバーガーと言えば、バンズに挟まる野菜と肉のハーモニーを味わうことのできる料理です。健康の観点や菜食主義の観点から食の可能性を切り開いた物です。
｢野菜しか入っていないから、おいしくないんじゃ無いの？｣と思われるかもしれませんが、一度食べた際には思った以上に満足感を得られ、とても驚いた経験があります！
⑦ さんぽセル
小さい時にお世話になったランドセル。当時は重い荷物だと感じながら登下校し、いつの間にかその重さに慣れている…のような感じでした。そんなランドセルをキャリーケースのようにコロコロ転がしながら運べる様にした物です！
ランドセルは背負う物であるという既存の概念を否定して生まれた物です！
⑧ 電話
昔、遠く離れた人に対してメッセージを届けるには、手紙を送るか実際に合って話すしか手段がありませんでした。しかし、電話の生みの親であるアレクサンダー・グラハム・ベルにより、遠く離れていても声を機械を通じてやり取りできるようになりました！
これも、距離という制約は解消できない物であるという概念を否定して生み出された物になります！
今では当たり前すぎて、意外と気づきませんね😰
⑨ レッドブル
レッドブルが誕生するまでのエナジードリンクは、｢疲労回復のために飲むもの｣というイメージが大衆にはありました。しかし、そのイメージを｢飲むとパワーアップする、力がみなぎる、スイッチを入れる｣という謳い文句で市場に出したところ、既存のエナジードリンクのイメージを変えて、エナジードリンクと言えばレッドブルと言われるほどの地位を確立しました！
⑩ シースルーフィルム
バスの窓とかにステッカーが貼ってあるあれです！
フィルムといえば一度貼ってしまうと一方からは外が見えなくなってしまいます。しかし、内側からは外がちゃんと見えるフィルムになっています！
これは目の錯覚を巧みに利用したフィルムになります！
考える上での補助資料：AIで出力される画像
身の回りの物を探して自発的に考えることもできます。ただ、なかなか既存のイメージを打破するトレーニングを積んでいないと難しいです。
そこで、画像生成AIを用いることで受動的に考えることもできます！
ある物を生成したい時に、｢あれっ、なんか違うじゃん？｣という出力はあると思います。でも、その際に｢ん？でもこれはこれでありかも！｣という発想につながることもあります！
たとえば、今回のおにぎらずを生成しようとして出てきた画像がこちらです。
見たことの無い料理が出てきました！このかかっているタレは醤油なのか、みたらしなのか…いろいろ考えを巡らせると、既存の概念を覆す商品への取っ掛かりがみつかります！