【紹介】いま、データに必要な解像度
緋乃里です📺
今回は、デジタル庁の樫田さまの資料を紹介させていただきます!
データサイエンティストや意思決定者、論客の日々用いる「データ」に対して、解像度が低いという点に問題意識を持ち、解像度を上げた「データ」とは何かを力説されていました。
この資料のテーマは「データ」と「解像度」であり、解像度が低いことをスライドで視覚的に表現されており、資料作りの際にも参考にしたい中身になりました!
▽ リンク (まずは目を通してみてください!)
印象的だったこと
Thema 2の「データ分析は何に使えるか?」という点です。
「データがあるから意思決定ができる」と考えていた私の解像度の低さに気づかされました。
この資料では、データと意思決定と事業の関係性がどうなっているかが不明瞭であることが解像度の低さを招いており、データは意思決定と実行の仲立ちをする物である事を説明されていました。
データを元に、戦略が実行されているかを図り、データを元に実行が戦略に適合しているかを測るためにあるのだと。
ここは個人的にかなり大きな学びを得ました。
また、Thema 3の「データに求められる態度とは?」
データは客観的であると言われるが、実は主観と客観の重ね合わせであると書かれていました。
そもそもデータ自体は客観的事実ですが、データを分析しないと活用はできません。しかし、分析とは「ある物事を分解し、それらを成立させている成分・要素・側面を明らかにする」と述べられており、分解している時点でそれは真に客観的とは言えないと書かれていました。
そうです。客観と主観が重ね合わさっているのです。
データを取得するという段階ですでに客観的で主観的な物になると理解しました。
テレビやYoutubeでの「論争」で、データの出し合いをしていたところで覚えた変な違和感が払拭された気がします!
終わりに
考えてみれば余り理解していない言葉は他にもあると思います。それが原因でうまくコミュニケーションが取れなかったり、プロジェクトが進まないことも多々あると思います。
そんなときにこの資料のように解像度を上げて見る事で、何か解決策が見いだせるのでは無いかと個人的に考えました。