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私の株式選別方法ーKOKUSAIの25/3 2Q決算のポイント

2024/11/11 KOKUSAIの2Q決算が発表されました。
大切なところだけピックアップしましたので、参考にご覧くださいませ。

株予報より

2Q実績 27440
2Qコンセンサス 26219
27440/26219=1.046  ⇒4.6%過達

会社からの説明

当社グループにおける当中間連結会計期間は、業績の底であった前年同期に比べて、DRAM、Logic/Foundry、NANDのすべてのアプリケーション向けで装置販売が増加したことに加え、サービスビジネスに含まれるレガシー装置販売や部品販売が増加したことから、売上収益は1,145億円(前年同期47.4%増)となりました。売上収益の増加に伴い、営業利益は274億円(同105.2%増)、税引前中間利益は279億円(同117.1%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は181億円(同104.8%増)となり、前年同期と比べて増収増益となりました。
 第1四半期連結会計期間に比べて第2四半期連結会計期間の売上収益及び利益が減少しておりますが、第1四半期決算短信に記載しましたとおり、第1四半期連結会計期間に集中した中国向け装置の出荷等が第2四半期連結会計期間に落ち着いたことによるもので、当中間連結会計期間では期初の予想を上回りました。

決算短信より

中国向けの駆け込み需要で1Qは大きく伸びたが、2Qではそれが落ち着き
当初計画通りの営業利益に落ち着いたようですね。

通期のガイダンスが上方修正されました。

25/3 4Qガイダンス 44800⇒50200
25/3 4Qコンセンサス 47388⇒49014
50200/49014=1.024  ⇒2.4%過達

通期上方修正の理由

決算説明資料より

会社資料を詳しく見てみましょう。

決算説明資料より

300mm装置の中で、DRAMの好調さが顕著ですね。

では、市場予測を見てみましょう。

決算説明資料より

25/3 下期から、DRAMの好調に続いて、Logic,NANDの回復が見込まれていますね。

アプリケーション別の予想を見てみましょう。

決算説明資料より

全てのアプリケーションでポジですね。

総合評価はニュートラル~ややポジです。
4Qガイダンスが上方修正されるも、コンセンサスから2.4%の上方修正であり、ニュートラルな印象です。今後の市場回復が見込まれるので、今後はややポジですね。
中国への成熟ノード向けの駆け込み需要は落ち着くものの、相応の規模が続くとありますので、ここのところが少し懸念ですね。米国の規制が成熟ノードにまで及べば、影響はあるでしょう。。

以下資料


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