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私の株式選別方法ーサムコの2Q決算のポイント
2023/03/10 サムコの2Q決算が発表されました。
大切なところだけピックアップしましたので、参考にご覧くださいませ。
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2Q営業利益
実績;964
コンセンサス;817
964/817=1.1799
約18%過達です。
通期の見通しについて
通期ガイダンス;1620
通期コンセンサス;1800
1620/1800=0.9
10%の未達です。
決算発表に合わせて、大口受注の納期変更が発表されました。
2023年7月期の業績予想につきましては、第2四半期累計の実績及び足元の受注、生産、出荷状況を勘案し、 2022年9月8日に発表いたしました通期の業績予想数値に修正はありません。 なお、2023年3月10日付「大口受注に関するお知らせ(受注内容の変更)」にて開示の通り、大口受注の納入期 限が2023年2月から2024年3月に変更となっております。これに伴い、当該受注による売上は2024年7月期に計上 される見込みであります。
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大口受注の期ずれの原因
受注先の設置場所の改修工事が当初納入期限までに完了しなかったため。
では、通期営業利益への影響についての計算をしてみます。
売り上げ;849の減
利益;849*0.294(最新売り上げ営業利益率)=249.6の減 (仮定値)
1620+249.6=1869.6で コンセンサスとほぼ同じ。つまり
大口受注の期ずれ分が、今期のコンセンサス未達の原因ですね。
他責によるものなので、問題なしですね。
最後に週足を載せておきます。
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2023/03/15 追加情報です。
■サムコ <6387> 3,990円 +400 円 (+11.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
サムコ<6387>が大幅高に買われ22年11月下旬以来となる4000円大台回復を果たした。上場来高値4260円奪回から青空圏突入も視野に入ってきた。パワー半導体関連が相次いで人気化するなか、高技術力を武器とする関連有力銘柄として同社株が改めて浮上している。同社が開発した新型ALD装置「AD-800LP」は、脱炭素実現に貢献する炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)を材料とした次世代パワー半導体のゲート酸化膜形成用として注目が集まっており、会社側でも期待を寄せる戦略商品となっている。そうしたなか、前日に三菱電機<6503>が熊本県の生産拠点に、電力制御に使うパワー半導体の新工場を建設すると発表した。SiCパワー半導体で、ウェハーの大口径化に対応し、徹底した自動化により生産効率を上げる方針が伝わっており、ハイレベルな商品競争力を有するサムコなどに収益チャンスが広がる可能性がある。このほか、量子デバイス開発分野でも新型プラズマALD装置の需要が見込まれている。英国の量子コンピューター・ベンチャーであるオックスフォード・クァンタム・サーキッツが日本市場に参入するなか、ここでもサムコの存在感が高まりそうだ。