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私の株式選別方法ースクリンの4Q決算と来期ガイダンスのポイント
2023/05/10 スクリンの4Q決算が発表されました。
大切なところだけピックアップしましたので、参考にご覧くださいませ。
通期コンセンサス過達
![](https://assets.st-note.com/img/1683715128729-hNxlgIXoL2.png?width=1200)
営業利益
コンセンサス 75633
実績 76452
76452/75633=1.01 ⇒1%過達
過達となった理由
![](https://assets.st-note.com/img/1683716029637-n4la7E7kVd.png?width=1200)
利益率の改善が効いていますね。又、決算短信からは
半導体製造装置事業では、前期に比べ、メモリー向けの売上は減少したものの、ファウンドリー向けやロジック 向けが増加しました。地域別では、中国向けの売上は減少しましたが、台湾向けや欧州向けの売上が増加しまし た。その結果、当セグメントの売上高は3,709億3千4百万円(前期比16.1%増)となりました。営業利益は、売上 の増加などにより、769億5千万円(前期比22.5%増)となりました。
メモリー向けが苦戦するも、ファウンドリー向けやロジック向けが増加したようですね。
本決算でしたので、来期のガイダンスが発表されました。株予報のコンセンサスと合わせて記載します。
来期の営業利益のコンセンサスとガイダンスは、
コンセンサス 65280
ガイダンス 85000
85000/65280=1.302 ⇒30%コンセンサス超過
サプライズと言ってもいいくらいの、強気ガイダンスですね。
来期の予想より、なぜこんなに強気なのか探ってみたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1683716388190-1LYlTN3ybI.png?width=1200)
SPE市場は20%の減少を見込んでいるので、ここについては平均的な見方ですね。
では、
![](https://assets.st-note.com/img/1683716761424-D9sXHAcbwY.png?width=1200)
台湾向けが大きく減少するも、中国と北米向けが大きく伸長すると予想していますね。おそらくここの読みが他の半導体製造装置メーカーとの違いだと思われます。
中国からの引き合いが強いのだと思います。
半導体輸出規制の影響は、スクリンにはあまり影響がないということなのでしょうか。だとすれば、洗浄装置は、先端品ではないという括りになりますね。。
ここで、5/10のPTS株価の反応です。
![](https://assets.st-note.com/img/1683717675525-qjiiZPIAyc.png?width=1200)
好感していますね。
明日はどうなるでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
半導体製造装置は、今年前半が底で、今年後半から回復してくる予想でしたので、スクリンの強気ガイダンスは非常に違和感がありましたが、中国販売が支えているようなので、短期的にはポジだと思います。
但し、長期的には、技術難易度が低いといつか、、、
以下に、週足チャートを載せておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1683717984354-VRnujwij4m.png?width=1200)
以下資料