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私の株式選別方法ーレーザーテックの24/6 4Q決算のポイント
2024/08/07 レーザーテックの24/6 4Q決算が発表されました。
大切なところだけピックアップしましたので、参考にご覧くださいませ。
![](https://assets.st-note.com/img/1723028977581-NmJdDMGOab.png?width=1200)
営業利益
4Q実績 81375
4Qコンセンサス 73443
81375/73443=1.108 ⇒ 10.8%過達
過達の理由
当社グループの主要販売先である半導体業界では、生成AI向けHBM(広帯域メモリ)関連、世界的なEV(電気自動車)シフトなど脱炭素化の進展を背景としたパワー半導体関連には堅調な投資が継続されました。最先端のEUV(極端紫外線)リソグラフィを用いた半導体製造能力の増強に関わる投資も下半期より回復の兆しが見られました。
このような状況下、当社グループの連結売上高は2,135億6百万円(前連結会計年度比39.7%増加)となりました。
25/6 通期のガイダンスが発表されました。
営業利益
ガイダンス 104000
コンセンサス 109481
104000/109481=0.949 ⇒ 5%未達
レーザーテックにとって一番大切な、受注高と受注残が発表されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1723029448459-53EypxotDm.png?width=1200)
4Qでは受注高の更なる大幅な増加が見られ、受注残高も明確に増加しました。
又、サービスも4Qでは3Qに比べて減少してしまいましたが、過去2番目に多い水準であり、いいですね。
総合評価は、ポジです。
今期の着地がコンセンサス超えしたのは当然ポジです。来期のガイダンスがコンセンサスを超えていないのはややネガですが、受注高と受注残高が大きく伸びているのはポジ、トータルでポジと判断します。
今回、レーザーテックより例のスコーピオンズの報告書について、会社見解が再度示されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1723029898373-SK3lXQwnIZ.png?width=1200)
特別調査委員会を立ち上げて調査を行い、不正会計等の事実は一切ないとの会社見解が改めて示されました。
受注も大幅に増えており、全くのガセネタでしたね。。
正直、これで罪に問われないのは納得できないですね。
以下資料