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私の株式選別方法ー動画紹介 ”日経平均が強いのに持株が上がらない理由”
2024/02/14 Youtubeで、日経平均が強いのに持株が上がらない理由に関する興味深い動画を見付けましたので、紹介したいと思います。
内容を見ていきましょう。
タイトルは、
US CPIでアメリカ株が下がった割には下げない日本株 一部の銘柄だけが買われている事実とは・・
です。
では、動画のポイントです。
下記スクリーンショットは、日経225について2024年の年初から、2024/02/14までのパフォーマンスを、表したものです。
緑が+、赤がーになります。
日経平均が大きく上昇したので、ほとんど緑色ですね。
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次に日経225のパフォーマンス(年初より約13%上昇)より勝っている銘柄は、以下になります。
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約50銘柄位しか、指数に勝っていないのですね。
ご存じの通り、日経225は225銘柄になりますので、約20%しか指数に勝てていないことになります。
これでは、日経平均の指数を買っていた方がパフォーマンスがいいことになっていますね。
この中で、半導体関連をピックすると、
東京エレクトロン
アドバンテスト
レーザーテック
富士電機
キャノン
荏原製作所
ソフトバンク(ARMの関係)
自動車関連は
トヨタ
ホンダ
スバル
デンソー
といったところですね。
次に日経225のパフォーマンス(約13%上昇)より負けている銘柄は、以下になります。
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数えるまでもなく、圧倒的に多いですね。
次にS&P500と日経平均との比較です。
S&P500 /日経225なので、グラフが下向きになると日経平均の方が強いです。
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明確に日経平均の方が強いですね。意外な印象です。
最後にまとめます。
①日経平均を牽引しているのは一部の大型優良株だけであり、
ほとんどは指数に負けている。
②日経平均は、S&P500指数より今のところパフォーマンスがいい
つまり日米共に株価が跳ねているのは、一部の大型優良株だけであり、大型優良株を持っていない方は、指数に負ける状態であることが判りました。
いかがでしょうか。皆さんのポートフォリオに大型優良株が入っていないと、今年のパフォーマンスは面白くない状態だと思います。
では、今から買うかという話になるかと思いますが、これは難しいですね。
長期成長ストーリーがあるものは、半導体になります(それでも一部の銘柄しかパフォーマンスは良くない)が、それ以外で例えば自動車は、EVの競争激化がありますし、値下げ競争まで起きています。
簡単にまとめると、銘柄次第といったところですね。元も子もないですが。。