私の株式選別方法ー2023年 半導体株の見通し
2023年の半導体株の見通しについて、ある動画からヒントを得て、
考察してみました。
出典は以下の動画になります。
”【日本も世界も激動の23年暦年展望ー米大統領選前年株高も !?増税論に注意! パンデミック後は長期株高!?”
という内容の動画になります。
動画のリンクは、最後尾になります。
この動画の中で、2023年の半導体株の見通しについて
語られていましたので、内容を簡単にまとめます。
下記は、動画の画面キャプチャーです。
読み取ったこと…
上記の棒グラフが、韓国半導体の部品在庫の伸びで
2022年に、大きな在庫積み上げになっていましたが、9月頃をピークに減少に転じています。
緑色の折れ線グラフが、韓国半導体の出荷の伸びですが、2022年の年末に減少のピークを付けたように見えます。
過去の例より、緑の丸を付けたところが、SOX指数の最初の買いのサインとなっているそうです。
日本の半導体株も、ほぼSOXに連動していますので、2022年の一年間の下落も説明がつきますね。
そして、2023年の2月には、おそらく、在庫の伸びがマイナス=在庫減少に転じそうで、そこが2番目の買い場になるそうです。
以下考察…
長期で見れば、SOX指数は右肩上がり
半導体の設備投資計画は、2023年は減少するも、2024年は回復する計画
(私の記事の、”私の株式選別方法ー2022年半導体製造装置市場は過去最高の1085億ドル、2023年は912億ドルの見込み SEMI” を参照願います。)
安全保障上の観点から、中国⇒米、日、韓、欧へ生産拠点を移す必要
(政府補助金)
日本では、増税議論があるが、2025年以降の実施
半導体後工程の重要度UP
パワー半導体の伸長
xEVの拡大、自動運転
5G
原材料価格の低減(原油価格低下、為替円高)…
以上より、2023年は設備投資縮小も、在庫調整も底打ちし、2024年の好業績を織り込みにいくフェーズに入る と思います。株価への折込は、SOX指数のようなもので見れば、2月位と予想しますが、個別株はまだら模様の反応かなと思います。
以下に、出典元の動画のURLを貼り付けておきます。