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私の株式選別方法ーKOKUSAIの25/3 1Q決算のポイント

2024/08/08 KOKUSAIの1Q決算が発表されました。
大切なところだけピックアップしましたので、参考にご覧くださいませ。

株予報より

1Q実績 17878
4Qコンセンサス 10440
17878/10440=1.712  ⇒71.2%過達

会社からの説明

当社グループを取り巻く事業環境は、スマートフォンやパソコン等の電子機器の需要が依然として低調なものの、半導体デバイス市場では生成AIの普及等を背景に先端ノードDRAM、Logicに対する需要が回復基調にあります。また、NANDも在庫調整が進みデバイス単価の上昇が見られていることから、すでに市況は底を打っており、2025年3月期後半には回復基調に入るとの見方は変わっておりません。また、中国における成熟ノード向けの設備投資は依然として活発な状況が続いております。中長期的には、スマートフォンやパソコン等の電子機器の需要拡大に加え、AI、IoT、DX等の拡がりによるデータセンターの拡充や環境負荷低減への投資(GX)等により、半導体関連市場は大きな成長が見込まれております。
こうした状況において、当社グループにおける当第1四半期連結累計期間は、業績の底であった前年同四半期に比べてDRAM、Logic/Foundry、NANDのすべてのアプリケーション向けで装置販売が増加したことに加え、第2四半期連結会計期間からの出荷の前倒しを含めて中国向けの装置の出荷とサービスビジネスに含まれるレガシー装置の出荷が集中したことから、売上収益は652億円(前年同四半期比99.4%増)となりました。売上収益の増加に伴い、営業利益は179億円(同348.1%増)、税引前四半期利益は177億円(同376.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は133億円(同401.0%増)と、前年同四半期と比べて増収増益となりました。

決算短信より

中国向けの駆け込み需要で1Qは大きく伸びたといった感じですね。
東京エレクトロンとASMLに対する輸出規制の記事がありました(その後撤回報道あり)ので、その影響だったと思われます。

通期のガイダンスは変更ありませんでした。

25/3 4Qガイダンス 44800
25/3 4Qコンセンサス 47388
44800/47388=0.945  ⇒5.5%未達

受注残の状況です。
受注高、受注残共に25/3 下期からの回復予定であり、今後に期待ですね。

総合評価はニュートラルです。
1Q大幅増益となるも駆け込み需要であり、通期ガイダンスの変更もないためニュートラルです。ただ、下期から回復見込みであり、そこに期待しましょう。

以下資料


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