【RIC体験記:第2回】 避けてきた出来事にフォーカス
第2回「避けてきた出来事にフォーカス」では、第1回で書いた自分の中の課題に関して、印象に残っている出来事を具体的に書いていく。
わたしが書いたのは、ここ1年に起きた出来事。
A4×1枚のスペースに収まるよう、出来事を整理しながら、自分の気持ちも整理していく。
基本的に、わたしは自分のためにしか生きられない。
今回、書いた出来事は、わたしが自分中心の生き方を貫いたばかりに、大切な人たちを傷つけてしまったというもの。
そして、大切な人たちを簡単に傷つけてしまった事実に、自分自身が打ちひしがれている。
だからといって、自分の生き方を否定しようとは思わないのよね。
一度きりの人生を後悔したくない・・自分の気持ちに正直でありたい・・
そう願って、自分の欲求を積極的に受け入れるよう努め、枠から自分を解放しようと葛藤し続けてきたのが、わたしの人生。
だから、自分の気持ちを偽ることなくいられるのは嬉しいし、誇りすら感じている。
でも、そのせいで、大切な人たちを大切にできなかった。
そして、大切な人たちがいなくなり、自分の思い描いた幸せも手に入らなくなってしまった。
どうなんだろうな・・
自分では自分のことを肯定できているけど、悲しみの量が多すぎると、さすがに息切れしてしまうのかもしれない。
一歩も動けなくなってしまっているのは、そういうことなんだろう。
自分で自分に「大丈夫だよ、在りたい自分に近づいているよ、間違っていないよ」と言い聞かせるのに疲れてしまった。
そんなことを考えながら、2回目の集まりに参加。
表面的な話だけで終わるのは嫌だったので、今回は、他の参加者にも具体的な記述内容を開示することにした。
本気で、現状を打開するきっかけを掴みたい。
で、開示してみてどうだったかと言うと、やっぱり、やり取りが深くなって、そこから見えるものも増えた気がする。
アウトプットして、聞いてもらえる場があるというのは、本当にありがたい。
引き続き、開示する方向でいこう。
「第3回:気づきから求めているものを知る」へ続く。