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自律分散型の組織では「チームへ貢献する」という考え方は不要だ。

0から1じゃなく
10から100でもなく
1から10のところをやりたいです。
しかも誰かのためではなく
自分のためにやりたい。

↑「人と会社のリデザインチーム」 藤本 理恵 さんのブログ記事より抜粋。

リデザインチームが発足して2ヶ月弱。

その間に感じたのは、自律分散型の組織では「チームへ貢献する」という考え方は不要だ、ということ。

え!? そんなことしたら組織が破綻するやん!

そう感じた人は、組織が人を管理することで成り立つ「既存の組織体」を想定しているんじゃないかな。

確かに、その形だと、「チームに貢献しなくていい」となった瞬間、組織側の負担が増えすぎて、破綻しかねない。

そうではなくて、もっと根源的なレベルで、人と組織の在り方を再設計したいと思っている。

その前提で、続きを読んでほしい。

「人と会社のリデザインチーム」は、「個が主体となるというテーマで人と会社の在り方を再設計するとどうなるか?」という考え方に共鳴した人たちが集まったチームなんだけど、このチーム自体が、まさに個が主体となる組織を目指している。

「何をするか?」
「どうやってするか?」
「誰が何を担うか?」

従来なら、こういったことは組織の幹部が決定していたけれど、リデザインチームでは、自発的に手を挙げた人たちが自ら決定している。

また、活動はすべて自由意思で、参加義務もタスクも存在しない。

つまり、メンバーそれぞれ、興味があって、スケジュールの合う活動のみ参加するということ。

そもそも、このチームにはミッション(=使命)が存在しない。

「人と会社の在り方を再設計するとどうなるか?」という提唱に共鳴して集まっているにすぎないのよね。

だから、ミッションはメンバーひとりひとりが自己決定し、そこに向けて自発的にアクションを起こす形となる。

その中で、ミッションの近いメンバー同士が手を組むこともあって、先日も「近未来のセルフデザイン」という事業化案件が立ち上がり、少額だが収益も出始めている。

組織の意思に従って人が動き、労働の対価を組織が人に支払うというのが既存の形だとするなら、根本的に構造が違う。

指示が降ってこない、つまり参加義務もタスクもない代わり、アクションを起こさなければ、その人の周りには何も生まれない、ということ。

まさしく、メンバーひとりひとり、チームのためではなく、自分自身のために行動しているという訳。

ちなみに、わたしがこのチームで成し遂げたいミッションは、人事システムのできあがっていないスタートアップ企業にリデザインの概念を持ち込んで、世の中に個が主体となる組織を増やしていくこと。

メンバーひとりひとり、チームのためではなく、自分自身のために行動する、それでも成り立つ組織が本当の自律分散型と呼べるんじゃないかな。

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>人と会社をリデザインする | ワーママ・キャリアコンサルタント 藤本理恵のブログ
https://amba.to/2ISzBiE

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トモさん(松井 知敬)
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