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【RIC体験記:第11回】 現実を変えるチャレンジ

2ヶ月以上に渡って実施してきたRICゼミも、残すところ2回。

第11回「現実を変えるチャレンジ」では、1週間でできる小さなチャレンジを設定し、実行して、振り返る。

前回、自分のミッション・ビジョン・目標が可視化されたので、それらを指針に、具体的な行動を起こしていく。

わたしが設定した小さなチャレンジは2つ。

1)人格ノートを膨らませる
2)「分人」について調べる

ちなみに、人格ノートとは、自分の中のいろんな自分について書き出したもの(詳しくは前回の体験記をどうぞ)。

この人格ノートによって、わたしの行動は変わりつつある。

自分を追い込まないといけないとき、挑戦できていないなと思ったとき、わたしは人格ノートを見る。

そして、夢に向かって挑戦を続ける「全力人格」へとスイッチする。

頭の中で自分を奮い立たせるのではなく、「人格ノートを見ればいいだけ」という状況をつくろうとしている。

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以前はまったく気づいていなかったんだけど、自分の中には、いろんな自分が存在しているのよね。

そこには弱い自分も含まれるんだけど、自分の負の面として、存在そのものを切り捨ててしまいがち。

でも、弱い自分も、紛れもない自分なのよ。

そもそも、それを弱さと捉えているのは、強く在りたい自分の願望に過ぎない。

そんな気づきから、「弱い自分と決別するには? → うまく人格をスイッチするには?」と視点が変わり、結果、人格ノートというアイデアが生まれた。

人格ノートの中には、「逃げたい人格(にげトモ)」と「今を楽しむ人格(ゆるトモ)」もちゃんと記してある。

RICゼミは、自分のことを知れる場であると同時に、さまざまな概念を獲得できる場なんだと思う。

新しい概念を獲得することで視点が変化し、課題だと思っていたことが課題ではなくなる、そんな面白い経験を何度も繰り返している。

前述の話であれば、わたしはもう弱さを克服しようとしていない。

強いか弱いかで判断することも、もはやしていない。

今のわたしは、どうすれば常に適切な状態でいられるか、その方法を模索している。

課題ばかり見つめていても、解決策は浮かばない

臨床心理士が言っていたこの言葉の意味が、今ならよく理解できる。

RICゼミに参加した当初は、「自分中心の生き方しかできず、うまく協業できない」ことが課題の根源であり、「他者と本気で交わる経験値を積む」ことが解決策だと思っていた。

それが、今や、「人格ノートを膨らませる」ことに注力しているという^^

人との関係性を突き詰めていったら、いつの間にか、自分の在り方を突き詰めていたというのは、とても興味深い。

ただ、「どうやって課題を解決しよう?」と考えている時点で、これもまだ本当の解決策ではないんだろうな。

「じゃあ、次はどんな手を打つ?」と、状況を楽しんでいる自分がいる。

その繰り返しなのかな。

ここまで連れてきてくれたRICゼミに心から感謝。

おかげで、死ぬまで楽しい人生を送れそうだ。

そして、みんなの集まりにて、またひとつ新たな概念を知れた。

おもしろいかどうかではなく、おもしろがれるかどうか

お、新たな視点、新たな尺度。

次回、RICゼミ最終回


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トモさん(松井 知敬)
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