「グローバリゼーションは後退しない」と僕が確信する理由
2020年はコロナウイルスによって、人の移動に急ブレーキがかかった一年でした。
このため、多くの識者が、グローバル化の大きな停滞を予想しました。緊急時にマスクの輸入すらままならない現実が露呈した以上、生産が先進国に回帰するだろうというわけです。また、国家間の政治的摩擦も近年高まる一方ですから、これもグローバリゼーションが止める要因と考えられているようです。確かにこうしたシナリオは十二分にあり得ますから、傾聴に値します。
でも僕は、グローバリゼーションの流れはまず止まらないだろうと踏んでいます。それどころか、今までとは違った方向でさらに進むだろうとさえ思っています。
そんなわけで今日は、グローバリゼーションはなぜ止まらないのか、そして今後はどのような方向に発展していくのかを考えてみました。
※この文章は単品で300円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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