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「戦わずして、負けない」を目指して

先日、白饅頭さんが、実に興味深い記事を書いていました。

氏は文中でこんなふうに述べています。

ひとつは、かりに中国が台湾や日本に領土的野心を向けた場合、今回ロシアに世界各国が猛烈な速度で行ったような「キャンセル」の連帯はまず生じないだろうことだ。

これは25年間アメリカに住む僕にとって、非常に納得のいく内容でした。実は僕も同じようなことを感じていて、以前このような記事を書いたことがあります。

いい、悪いはさておき、人は同種の人間を好むようにできているんでしょうね。

なので、もし日本が隣国に侵略されるようなことがあっても、現在のウクライナへのような先進諸国の連帯は起きないであろうことは、容易に想像がつきます。

実際アメリカに住んでいても、ここは「人種のるつぼ」ではなく、「人種のモザイク」だと感じることが多々あります。人種間の助け合いは、そう活発なわけではありません。それどころか、アジア人が殴られたり、線路に突き落とされたりしても、BLMのような大規模な社会運動が起こるわけではないのが現実です。

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