好きなことに向き合うということ ~SPORTS HUB vol.4~
僕の活動理念は「地域スポーツに持続可能な発展を」だ。
7年半スポーツ事業会社で地域スポーツイベントに携わる仕事をし、「ここはもっとこうしたら全員が幸せになるのに」と感じることが多くあった。でもそうなっていないということは、何かしら理由があるはずだ。
そう思い、フリーになって中立的な視点で地域スポーツの課題を捉えるために、会社を辞めた。
この考え方や行動を実行しようとしている大学3年生が、今回の取材対象である武井和輝さんだ。
武井さんは、小学生から大学までサッカーを続けるなかでJリーグチームの「ホームタウン活動」に興味をもち、大学最後の1年間で全国各地のスポーツチームに取材をして研究しようとしている。武井さんについて、詳しくは以下の本編記事をご覧いただきたい。
武井さんとお話させていただき、僕が大学からいままで過ごしてきた時間や活動を改めて反省した(後悔はしていない)。もちろん、今まで経験してきたこともとても大切だし、重要なものではあったが、もっとやれることがあったはずだ。
ただ、今からでも遅くはない。そう思っているなら全力でやるだけだ。10年後に同じ反省をしないよう、地域スポーツに向き合っていこうと思った。