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スポーツイベントディレクター事業の構造と目的2202
2021年1月から個人事業主として独立し、”地域×スポーツ”をキーワードに事業を形成しています。2022年が始まり1ヵ月経ちますが、”スポーツイベントディレクター”としての依頼が増えつつあり、キャパオーバー気味です。
そこで、自分の頭の整理も含めて、スポーツイベントディレクター事業の構造や目指していることを書いてみようと思います。
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昨年受託したスポーツイベントディレクションは8件。うち、開催できたのが4件でした。主催団体でみると、民間が3件、自治体が5件。これらは”ディレクター”という立場で関わった数であり、部分的なお手伝いで関与したイベントが10件あります。また、主催事業を2件開催したため、2021年は計合計20件のスポーツイベントに関わったこととなります。
※なお、イベント事業とは別の仕事として、小学生向けのランニング教室を、①月2回の定期開催、②小学校の特別授業で計14クラス、実施しました。
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そもそも「イベントディレクション」とは何をするのか。イベントを開催するためには、ざっと書き出しただけでも、以下のような業務が発生します。
企画
→予算設計・要項設計・会場調整
→募集告知・協力者集め
→運営設計・協力会社調整・各種手配・参加者案内
→当日運営
なお、これらは表層であって、ここからタスクが枝分かれしていきます。イベントの規模が大きいほど、タスクが膨大に、かつ細かくなります。
ディレクターは“イベントをつくる専門家”として、主催者とともに企画~当日運営までを伴走する職業です。
当たり前ですが、主催者が自治体であれば、スポーツイベント制作は素人です。「目的・趣旨に沿ったイベントとはどういうものなのか」から始まり、どのくらいの予算がかかるのか、どういう要項や会場にしたらいいのか、各種専門会社との橋渡し、安全で意図に沿った運営設計など、全般的にサポートをします。
イベントの価値向上、開催への伴走はもちろん、事務局の手間軽減(人件費削減)にも貢献できます。主催者の意図を汲み取り、専門会社の言語や仕事を理解し、その間を繋ぐことができるのも特徴です。広く浅い知識、超俯瞰的目線、人との信頼関係や調整力・段取り力などが大切です。
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2021年はディレクターとして8件、部分対応で10件、主催事業で2件、イベントに関わったと書きました。
「ディレクター」というのは前述の通り、設計~当日運営までを主催事務局と伴走する形態です。
部分対応としては、「告知チラシ制作」「HP運用」「図面制作」「ボランティア・スタッフの募集管理」「当日の運営補助」などの対応をしました。困っている一部分だけを小回りを効かせて的確にお手伝いしつつ、イベント全体の相談に乗るケースも多いです。
また、すべてに対応できるので、主催事業も自力で開催できます。
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地元×スポーツで独立した人の試行錯誤
地元で、地域×スポーツ分野で独立した僕の現状報告や試行錯誤を記していました。
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