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団地猫、二週間ぶりの病院

この記事を読んでくださっている皆さんご無沙汰してます。
久しぶりに報告が書けて嬉しいです。猫は相変わらず元気です!

最近の団地猫

 日によって、怖がりな時もあれば、のんびりな時もあるが、日に日に落ち着いて遊んだり、近寄ったり、新しい隠れ場所でのんびりしたりするようになった。なにより今までは少し脅かしたり、病院につれていくためにバッグに入れると、しばらくは怒って隠れてばかりで、餌をあげるのも苦労するほどだったけれど、それが随分変わって来たのが驚きだ。
 昨日も二週間ぶりの通院のため、ケージから出す時に逃げ回ったので、背中を掴んで持ち上げたにもかかわらず、怒らず素直に入ったし、家に戻ってからもおだやかだった。さすがに隠れはするものの、時々近くまできて、うずくまって寝るようになった。少しずつだけど慣れてきたのだろうか。

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キャットフードだけでなく時々は鮪をごちそうしたり……。

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夜中の鳴き声

 慣れてくれるのはくれるのはありがたいが、最近催促をすることが多くなった。朝と夕方、早く餌をくれとずーっと鳴いている。元気になってきているので、声も大きい。うれしいやら戸惑うやらだ。まぁ『養っているわけでなく一時的に保護しているのだから』いいだろうと勝手な解釈(言い訳?)で、周りの住戸に迷惑にならないよう気をつける。
 今朝は三時から鳴いていた……。声をかけてしばらケージの前に一緒にいたら、静かになったけど。おかげで今日は寝不足だ。

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まずは病院の診察報告

 雨の金曜というのに動物病院はものすごい混雑で、待ち人数が約20人、東京都の感染者が125人と発表されたのに待っている人たちは怯まない。さすがにオレは遠慮したく、携帯の番号を知らせ外で待つことにする。予約しているにもかかわらず、呼び出されたのは一時間後だ。

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 獣医師には『食欲はとても旺盛、便もいい状態、室内で遊ぶようになってきた。臆病だが目を外すと歩き回る』など、一通りの近況を説明した。傷の具合も見てもらい、外科的には全て順調だ。ここのところ爪研ぎを覚えて段ボールでできた爪研ぎを一生懸命引っ掻くので、指の怪我をしていたところから少し出血してカサになっていたが、全く問題なしとのこと。一度はげてつるつるになった皮膚も少しずつだけど毛が生えてきている。

・体重:3.7kg(0.1kg減少、今ベストな状態なので問題なし)

・体温:38度
・耳などの状態:問題なし
・4週間空いたので血液検査をして状態を見る

次の診察は一ヶ月後!

 病院が混んでいたので結果が出るのも遅かったが、検査結果は非常に順調。唯一RBC(赤血球数)だけが基準値外だが、それもほぼ基準値ということで問題なかった。点滴で増血ホルモンや鉄剤を入れていて改善していたのが、今回の採血では自力で治癒してきているのが確実になったので、唯一の猫ヘモプラズマ感染症の治療薬(ビブラマイシン)の服用をやめ、様子を見ようかというところまで来た
 けれども、こちらからまだ2ヶ月しか服用していないので、野良猫だったこともありもうひと月継続をお願いし確実性をとることにした(以前他の医師から2〜3ヶ月という言葉をもらっていたので)。また他の薬(アタラックスとアポキル)も継続。数値の変化と薬の備忘のため過去掲載の貼り付けておく(過去記事と重複しています)

今回の検査結果

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6月13日の検査結果

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5月13日の検査結果

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服用薬の解説

アタラックス錠(一ヶ月継続)
抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)
抗ヒスタミン作用(体内物質ヒスタミンの働きを抑える作用)によりアレルギー反応を抑え蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善する薬
アポキル錠(一ヶ月継続)
痒みと皮膚炎の緩和に有効。有効成分オクラシチニブは、インターロイキン(IL)-31等アレルギーの痒みと炎症を惹起する サイトカインのヤヌスキナーゼ(JAK)を介した細胞内シグナル伝達を阻害し痒みのサイクルを断つ。犬(猫)は、アレルギー反応によって痒みを感じると、その部位を舐める・掻く・擦るといった掻破行 動を示します。皮膚が掻破されると、皮膚のバリア機能は低下し、炎症性サイトカインの放出が促され炎症は増幅し、さらなる掻破行動へとつながります。 痒みを早期に緩和し、痒みサイクルの悪循環を断ち切ることは治療上極めて重要。朝夕1/2錠一週間投与
ビブラマイシン(一ヶ月継続)
ビブラマイシンは、有効成分がドキシサイクリンを含有するテトラサイクリン系の抗生物質。ドキシサイクリンは、細菌の蛋白質合成を阻害することで増殖を抑え、菌作用と殺菌作用を示します。適応菌種は、ドキシサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、肺炎桿菌、ペスト菌、コレラ菌、ブルセラ属、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、クラミジア属 ※本来はヒト用の医薬品ですが、動物用の医薬品としても使用可能。



宜しければサポートの程よろしくお願い申し上げます。いただいたサポートは全て団地猫の病院代・餌代、里親探しの費用に使用させていただきます。