団地猫、はじめての留守番
出勤日だ。さてどうしよう
団地猫を保護してから10日が経過した。ハラハラな毎日だった。状況は好転はしていないが、ほんの少しオレのほうが慣れてきたのかも。この時期、自粛騒ぎで自宅待機の日が続き、猫の治療に時間を使うことができた。入院から通院に切り替え、毎日皮下点滴を行って消毒投薬をしてる。なんとなく体力もついてきてる気もするし食欲もあるので、仕事の出勤日なので、入院させるか迷ったけれど、安静にしてれば留守番させても大丈夫かと留守番させることにした。きっと猫はそんなの関係なく、腹一杯食えて寝てられれば幸せなんだろうとは思う。そして自由に外を歩きたいのだろうが、実際は身体中ボロボロになった病気と怪我で外に出たらまた生死を彷徨うのは目に見えている。まぁ諦めて、この際野良猫家業を卒業すればいいw。
便利なリモートデスクトップ
仕事はグラフィックやブックデザインが主体だが、数年前から同じ区内の会社に出向してサラリーマンもしている。自営業と会社員のダブルワーク。自宅事務所でも会社でもオン同じようにMacを使ってデザインしているので環境は統一して、お互いの場所のデータは基本共有できるシステムにしている。それでも片方の環境にしかおいていないものもあり、無人であってもやりとりできるシステムが必要になる。そこでリモートデスクトップ。わかりやすくいうと、離れた場所のパソコンを自由に動かすことができるというものだ。これをうまく使って猫の留守番の様子を見ることができる。なんというか気休め程度だけどw
今日の通院は夜に
皮下点滴や消毒など治療は夜の時間帯で予約していた。うっかりマスクをしていくのを忘れ、戻る時間もなく、しかも雨で傘をさしていたので、そのまま病院へ。院内ではハンカチで口を塞ぐ。待ち人数は少なくほどなく呼ばれた。
ここの動物病院は勤務医が多く、指名しなければ毎回先生は変わる。電子カルテだしちゃんと情報を共有してくれているのと、先生の質が一定以上の水準なので、どの先生でも安心して任せられる。犬の病院では散々苦労してきたので、近所にこういう高水準の病院があるのはありがたい。なにより『野良猫』と『野良猫を保護した奇特な人』に対して偏見をもたず、金銭面も含め相談しながらコトを進めてくれるのはありがたい。とはいえかかるものはかかるわけで、振り込み連絡の来たオンライン申告の定額給付金もすでにオーバーしてるw。
猫の状態は、
・朝の便が少し緩かった
・食欲がやや落ちてきた気がする(前にようにがっつかない)
・歩けるようになったがかなりふらつく
・行動はするようになった。ケージを出たがる、隠れたがる
獣医師からは
・熱がここ三日高いので(39.1℃)これ以上あがったら解熱剤
・爪が2本なくなって再生できないので、消毒は続ける
まぁ、毎日来ているので状況も一緒、先生によって気になる点は微妙に違うようだけど、共通しているのが「よくがんばって生きてる」と驚かれる。今日気になる点はこれぐらい、今週末か来週頭に血液検査で数値のチェックをして少しでも数値が良くなっていることを期待したい。
ささやかな悩み
少しづつ少しづつ体力が戻っているのか、病院に行くためにバッグに入れるのに苦労する。しかもこちらは猫の扱いに慣れていない。ケージから出していると隠れるところがたくさんあるのと、ケージに入ると嫌がって『シャーー』と歯を剥く。入り口にトイレを増設したのでなおさら難しい。おっかないんだよー(涙)なんとかせねば
宜しければサポートの程よろしくお願い申し上げます。いただいたサポートは全て団地猫の病院代・餌代、里親探しの費用に使用させていただきます。