団地猫 おこ

失敗してしまった

　やってしまいました。昨日のこと、いつものように家に着き、ケージ入り口にある猫のトイレを片付けようとしたら、そこに座って動こうとしない。『おー早く薬塗って欲しいのか』とか勝手に思い、抱き上げた。抵抗したりおとなしく抱かせたり、いまのところ半々ぐらいだけど、昨日はおとなしく抱き抱えられて処置をするデスクの上におとなしく伏せた。

　そこで失敗に気が付く。いつもなら綿棒や洗浄綿・薬の類など一式用意をしてから始めるのに、希釈した消毒薬を水回りに忘れてきてしまった。デスクの上に猫を置いていけばいいのだが、はちゃめちゃな事態になりかねないので、仕方なくまた猫を両手でお腹あたりをすくうように持ち、消毒薬をとりにいった。

　消毒薬を片手に持ち、片手でお腹のあたりをもってデスクに戻ろうとした途端。猫は嫌がって『ギャー！』と興奮、攻撃態勢に突入してしまった。体を反転させ爪で引っ掻き攻撃をしようと激しく暴れる。もうこれはやばいというぐらいまで興奮させてしまったので、床に伏せさせ背中を親猫持ちして、なんとか落ち着かせた。
　いやー怖かった、おしっこ漏れそうだった。そこからしばらくは機嫌がわるかったので、何度も声をかけてなだめ、薬の処置を始められるぐらいになると、いつものようにおとなしくケアさせ、消毒と軟膏の塗布もちゃんとやれた。

犬のケアをしていたときは慣れているのと、犬がそういうことを嫌がらなかったので、少々無理をしても大丈夫だろうという慢心があった。オレにとって猫は未知の動物なのだと言うことを忘れてしまい、嫌な目に合わせてしまった、すまん。お詫びにいつもよりウェットご飯と鰹節ふりかけの大盛りで許してくれ。

さて傷の具合は

　昨日の報告同様、手足の届かない部分は順調に治っていて、掻ける部分はやや血が滲んでいる。換毛期なのか、それとも疥癬のダメージで全部毛が抜けはじめてるのかわからないが、ものすごく毛が家の中に落ちている。毎日掃除機をかけ、まめにコロコロやガムテで掃除しているが、朝起きると荒野の砂漠のタンブルウィードのごとく、毛玉が丸まって部屋のあちこちに落ちている。猫の毛対策しないとアレルギー持ちには辛いなぁ