見出し画像

団地猫、数値向上

初めて鳴いた

 日記を書くことが苦手なので毎日の出来事は、applewatchかiPhoneにメモしといて翌日に整理してアップするってスタイルが性に合う。なので書いている内容は1日遅れになるのだけど、今日は朝イチで嬉しい出来事があったので書いてしまおう。
 保護してから初めて猫らしく鳴いたのを聞いた。耳を疑ったけどうれしかった。三週間かすれ声で鳴こうとはしても声が出ない。かすれ声で注意するとわずかに聞き取れるほどの鳴き声で「ヒャア」と空気の抜けるような鳴き声。怒って「シャー」という威嚇はできるけど、甘えたりするように「ニャー」とは鳴かなかったのだ。それが今朝、お腹が空いたのだろう、初めて何度も鳴いた。「ニャー」「ニャー」「ニャー」。朝の傷の処置と薬の塗布もおとなしく済ませ、ご飯もいっぱい食べた。動物が元気よくご飯を食べる姿はうれしいな、元気が出る。

画像2

5月30日(土)の検査結果

 動物病院には、「週に一度ぐらいで様子を見ましょう」と言われながら、脱水が心配で実際には週二回通っている団地猫。今日の担当は男の先生で中堅のU先生。土曜日の病院はめちゃめちゃ混む。しかも前回の時にとった予約が一週間違いというミスがあって、更に待たされる結果に。人間はいくらでも時間は潰せるが、暑い中バッグの中で待たせれる猫の方はたまったもんじゃないよね。野良猫なのに大人しくよく我慢できるなぁと感心する。

2020年05月31日06時40分23秒

 とりあえず体調と薬の効果を見るために一般的な血液検査。今回は血液検査だけなので結果はすぐ出た。なんとHCT(ヘマトクリット値)が18.7に向上(正常値30.3〜52.3)正常値に近づいてきた!当初から先生の話ではHCTが10以下だと、いつ死んでもおかしくないぐらいの異常事態だと聞いていたので、初めて大きくHCTが動いたのはとても期待が持てる(数値の経緯は4回の検査で10.3→11.1→9.4→18.7)。赤血球数を表すRBC(1.98→3.69)やヘモグロビンを表すHGB(2.8→5.8)も向上している。
 向上したとはいっても、それでもまだ正常値低めの約半分の数値なので、まだまだ予断は許さないしケアは必要とのこと。何より週一回の鉄剤と増血ホルモンの注射は続けなくてはいけない。

画像3

今回の診察では
・体重 3.1kg(増加)
・結膜炎は落ち着いてきた
・黄疸はまだ皮膚や目の黄色味がのこってるが改善してきてる
・猫ヘモプラズマ感染症は、しばらくは投薬も続行。
(この感染症はしつこいので1・2ケ月以上投薬はやったほうがいい)
・消毒薬と抗生物質は家でもケアはじめる(消毒薬と塗り薬を処方)

いつもながら診察台の上では大人しいし、痛くても我慢できる。手のかからない猫だ(家ではめっちゃ隠れるけど)。まだまだ気は抜けないけど、やれることはやるしかないのだ。


宜しければサポートの程よろしくお願い申し上げます。いただいたサポートは全て団地猫の病院代・餌代、里親探しの費用に使用させていただきます。