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団地猫、泣いてる。

背中を押してくれる人たち

 今日、保護猫のことで相談のメールを送っていた方からわざわざ電話をいただいた。出向先の会社のお客様で、若いクリエータの女性なのだが、比較的近所の方で猫の保護活動を熱心にされていると知っていたので、恐縮しながらも連絡していたのだ。決して若くてキレイな女性だから連絡したんだろうと勘繰らないように!w
 猫の保護について身近にいろいろお話を聞ける人がいるというのは心強かった。その方はTwitterでもフォロワーが多いため、その後いろんな方がこの備忘録を見にきてくださる。中にはサポート(寄付)してくださる方もいて、ますます恐れいる。
 SNSやネットでの掲載は、時として誹謗中傷の矛先になることもある諸刃の剣だけど、距離や時間を超えた交流ができる優れたツールでもあると今更ながら痛感。団地猫の保護をきっかけに、猫だけでなく自分もたくさん助けられたこと感謝したい。本当にありがとうございます。

涙にうるっとする

 もう人間というのは勝手なもので、感情が切なかったりシンドかったり感動してると、相手方があくびで涙をするのをみても感動しちゃったりするもんなんだよね。きっと今のオレもそうだと思う。
 猫に夜の餌をあげて自分のご飯を食べる。すこしゆっくりしたら、猫をデスクの上に連れてきて濡れてもいいようペットシーツの上に。前脚を生理食塩水で洗浄しラポテック希釈水で消毒しゲンタシン軟膏を塗布する。そのまま生理食潜水を洗浄綿につけ目を拭いてタリビット軟膏を目に塗布する。それから軽くブラシしてダニにやられて抜けた毛や皮膚をきれいにする。

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 これが一連の夜のケアなんだけど、デスクの上に寝かせて傷の状態を写真に撮ろうとしたら、猫が泣いてるんだよね、というか涙を流してる。目やにが出るから涙も出るの当たり前なんだけど、なんだか傷を治すのを喜んでる気がしてね。うれしかったね。ケアしているときは本当におとなしいから。

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 前脚指と肉球は順調に回復していて、ぷにゃぷにゃの肉球がわずかに再生してきているし、筋肉もカサブタができかけていて出血もなく、うまくいけば再生するかもしれない。さすがに爪は無理かなと思うけどそこから化膿しないよう治るといいな。

四日ぶりの病院へ

先週の土曜日に通院治療に切り替えてから四日ぶりの動物病院。夕方にもかかわらず激混みだった。病院よっては保護された野良猫の診療はお断りする病院もある中とてもありがたい。しかもここの病院は保護猫の診療に際して、病院もいくばくか負担してくれるので尚更だ。

今日の診察
・体重:2.97kg
・体温:38.5℃
・皮下点滴(下痢止め含む)
・4/19に増血剤を打ったので4/26も通院するように
・前脚指の傷の状態は良好、ひどい結膜炎も治まってきた
・脱水症状はずいぶん改善した
・今後の課題は黄疸と貧血

 とにかく回復しているのは間違いない。行くたびに「いつ死んでもおかしくない」とか「生きてるのがやっと」と言われていたのが「一進一退」「生命力がある」になり「元気になってきた」。まだケージと棚の下を往復するぐらいしかあるかないが、徐々に冒険しはじめてる。がんばれよー!俺も頑張るし!

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toruu
宜しければサポートの程よろしくお願い申し上げます。いただいたサポートは全て団地猫の病院代・餌代、里親探しの費用に使用させていただきます。