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11/11(月)FX相場:下院も共和党が勝つか?トランプトレードでドル高が継続

先週(11/4~11/8)の振り返りと11/11(月)の展望

先週の相場の注目点は何と言っても「アメリカ大統領選挙」でした。
まだ下院の結果は出ていませんが、大統領はトランプ氏、上院はトランプ氏の共和党が過半数を獲得しています。
なお、下院についてはもともと共和党が過半数を獲得していたので、今回も下院が過半数を獲得する見込みですが、まだカリフォルニアなどで開票作業が続いており、確定はしていません。

先週の相場は大統領選挙の結果がわかった6日に大きくドル円は上昇し、一時155円に迫るところまで来ましたが、その後利確の調整の動きから、木・金と下落し、先週は152.60円付近で終了しました。

本日は今朝よりドル円は上昇し、現在は153.50円付近まで上昇してきています。

先週金曜日からお伝えしているように、現在の相場状況は「ドル高」です。
あくまで先週の木・金の下落は調整になりますので、どこから買いを狙っていくかというところを探るタイミングでした。

今週も引き続き基本は「ドル高」の状況が続くと思いますが、注目されるのは、水曜日のアメリカ消費者物価指数(CPI)と金曜日のアメリカ小売売上高の2つの経済指標です。

この指標の結果次第では、上にも下にも大きく動く可能性がありますので、注目です。

11/11(月)各通貨の取引目安

■ドル円

ドル円については、すでに約1円上昇していますので、アメリカが休場である本日の上値は限られていると思います。
ですので、基本的には利確などで一時押し目を作ったタイミングで狙っていきたいと考えています。
できれば152.80円付近くらいまで引き付けたいところです。

■ユーロドル

ユーロドルについては「ドル高」狙いで「戻り売り」を狙っていきます。
ただ、そこまで大きな値動きは生まれない可能性が高く、1.07300ドルくらいまで上昇してきたら売っていこうかなと考えています。

■ユーロ円

ユーロ円については、ドル円同様円安の動きになっていますが、ユーロも現在は弱い状況ですので、積極的に取引に選ぶ通貨ではないと考えています。
あえて狙うとしたら、164.00円付近まで押し目を待ちたいところです。

まとめ

今週は基本的に「トランプトレード」が継続すると考えています。
つまり、FXにおいては「ドル高」です。

ただし、注意する必要があるのは、アメリカの経済指標です。
アメリカの経済が引き続き強いという結果になれば再び155円を試すような値動きになると思いますが、逆の場合は、下落します。

現在アメリカ中心の値動きになっていますので、アメリカの指標発表には十分注意して、慎重に押し目・戻り目を狙っていきたいところです。

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