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9/25(水)FX相場:ドル安・円安傾向が継続

9/24(火)の振り返りと9/25(水)の展望

昨日は植田総裁の発言があったため配信を行いませんでしたが、植田総裁の発言によって円安になり、ドル円は一時144.65円付近まで上昇しました。
現在アメリカも大幅利下げによってドル安、そして日本も早急な利上げを行う可能性が低くなり円安という状況になっており、基本「ドル安」で「円安」の状況ということになります。

逆に強い通貨は、中国経済の見通しが改善されたことにより豪ドル、また、利下げのペースがアメリカよりも遅いポンドなどが狙い目だと思います。

つまり、現在狙い目の通貨ペアとしては、豪ドルドルやポンドドルなどの押し目買いということになります。

9/25(水)各通貨の取引目安

■ドル円

現在ドル安であり、円安でもある状況でドル円としては方向性が出にくい状況です。
ただ、どちらかというと円高狙いのほうがマシかなという程度なので、143.60円付近くらいまで上昇すればショートを狙っていこうと考えています。
利確目標としては、143.20円付近を考えています。

■ユーロドル

ユーロドルはドル安のため、押し目買いを狙っていこうと考えています。
狙い目としては、1.11700ドル付近からの押し目買いです。
できれば、1.11600付近まで引き付けたいところではあります。
利確目標は1.11900あたりを考えています。

■ユーロ円

ユーロ円は押し目買いで考えており、狙い目は160.00円あたりです。
利確目標は160.40~50円あたりを想定しています。

まとめ

基本的に今はドル安でもあり、円安でもある状況ではあるものの、今週はいくつか注目されているイベントがあり、その結果次第では方向が変わる可能性があります。

経済指標・中銀関係者の要人発言・政治的なイベントの3つです。

25日の本日はあまり重要なイベントはありませんが、23:00の新築住宅販売件数で多少動きがあるかもしれません。
21:30にECBマッコール氏の発言、日付変わって翌朝5:00にFRBクーグラー氏の発言があります。

明日以降もイベントはあるのですが、円に関係する点でいくと、自民党総裁選の行方です。
現在、小泉氏・石橋氏・高市氏の3名が有力候補とされていますが、この中で高市氏になった場合については、円安進行となる可能性があります。
つまり、今週トレーダーの中では、なかなか円買いのポジションを持ちにくく、自民党総裁選の結果待ちという状況だということになります。
このあたりも頭に入れてトレードしていければと考えています。

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