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9/2(月)FX相場:米国休日・重要指標待ちでレンジか

今週(9月2日~9月6日)の相場の注目点

先週8月30日(金)に最も注目されていたPCEデフレーターの結果から、米国のインフレ状況は落ち着いてきており、注目は「雇用」に移ってきています。
現在、アメリカは9月の0.25%の利下げが行われることは確実ですが、追加利下げがあるかどうかに注目が集まっています。

追加利下げを判断するための重要な指標の1つが、今週9/6(金)に発表になるアメリカの雇用統計です。
ただ、個人的には追加利下げに傾くよりも、徐々に利下げしていく方向に落ち着くと考えており、どちらかというと大きなドル安にはならず、徐々にドル安に向かっていくということになると予想しています。

本題である本日9/2(月)の相場状況ですが、アメリカ・カナダが休場のため、値動きは限定的と見られます。
また、先週のPCEデフレーターの結果を受けたドル高についても一旦落ち着いているといころを見ると、今の高値圏(ドル円なら146.50円付近)が上限になりそうです。

9/2(月)各通貨の取引目安

■ドル円

本日のドル円については、145.70~146.50円あたりの狭いレンジになると予想しています。
先週のPCEデフレーターの結果でドル高になったものの、今後の大きな方向性はドル安だと考えており、「戻り売り」を基本戦略に考えています。
146.40以上あたりからショート狙いで入りたいと考えています。
損切り目安は146.70円、利確目安は145.80~146.00円付近で考えています。

■ユーロドル

ユーロドルについては、正直今日はノーチャンスかもしれませんが、どちらかというと利下げする順番で考えると①欧州(ユーロ)②アメリカ③イギリスという順番からユーロ安で考えるべきかなと思っています。
ですので、ユーロドルについても基本戦略は「戻り売り」です。
1.10800~1.10900ドル付近まで戻せばショートを狙っていこうと考えています。

■ユーロ円

現状一部の通貨を除いて基本的にクロス円も「戻り売り」を基本戦略に考えています。
とはいえ、日本の利上げもそこまで勢いよく行われるわけではありませんので、結局はレンジのような動きになる可能性があると思います。
狙い目としては、161.50~161.60円付近からのショートです。

まとめ

本日は一旦どの通貨も戻り売り狙いにしていますが、先週のPCEの結果を引きずって、ドル高が続く可能性もあります。
アメリカ市場が休場ということもありますので、本格的に方向性が出てくるのは明日以降だと思いますので、本日はそこまで深入りせず、早めに撤退したいと思っています。

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