10/30(水)FX相場:日銀と雇用統計待ちで153円台のレンジ予想
10/29(火)の振り返りと10/30(水)の展望
昨日はJOLTSの発表まではアメリカの金利上昇を受けてドル円は上昇しましたが、JOLTSの結果が予想を下回り、その発表後は下落しました。
今週および来週は大型イベントが目白押しで、指標発表およびイベントで大きく相場を動かすような展開になりますので、逆に指標やイベントのない日中は値動きが小さくなる展開となりそうです。
本日については、ユーロ圏のGDPの発表、そして夜にはADP雇用統計があります。
この発表までは狭い範囲でのレンジとなるかと思います。
また、週末の雇用統計を通過すると、来週は月曜日が日本市場が休場かつ、その翌日5日が大統領選挙ということもあり、週末にかけてはポジション調整の動きで、意外と円高になるのではないかなと予想しています。
月末&週末で、イベント前ということありますので、比較的注意が必要かなと思います。
無理してこのイベントの最中にトレードをするのではなく、避けるのも手です。
10/30(水)各通貨の取引目安
■ドル円
ドル円は153.80円付近を上抜けるような強さはなく、日中このあたりまで上昇したら戻り売り狙いを考えています。
また、逆に、153.00円付近もしくは、サポートラインの152.80円付近では押し目買いを考えています。
■ユーロドル
ユーロドルについては、ユーロ圏とアメリカの利下げペースを考えると、ドル高方向で考えていますが、米金利もこれ以上上昇しないところを見ると、一旦は底と考えるのも妥当かもしれません。
一応1.08200ドル以上の戻り売りで考えています。
■ユーロ円
ユーロ円についてもレンジの想定で、そのレンジ幅は165.550~166.00円くらいの狭い範囲を考えています。
レンジ上限の166.00円付近から戻り売り、下限の165.550円付近からの押し目買いをイメージしています。
まとめ
上記のように一旦考えてみましたが、今週はイベント主導(経済指標や金融政策発表や選挙など)で動く相場だと思いますので、日中のボラは想定よりも小さくなると予想しています。
また、月末&週末ということもあり、大きな流れとは逆方向の調整が入りやすいとも考えています。
そのため、無理に深追いしたりすると失敗する可能性がありますので、損切りと利確幅は狭めで、早めに勝ち逃げするのが大事だと思います。
なお、31日の日銀については、今回は何もせず様子見で通過、1日の雇用統計は予想が悪化していますが、予想通り悪い数字が出てもそこまでドル売りにならない可能性があります。
そして、週明けの大統領選挙ではトランプ勝利でドル高、ハリス勝利で円高が予想されています。
念の為このあたりも頭に入れておくとトレードしやすいと思います。
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