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11/14(木)FX相場:上下院ともに共和党が制しドル高継続

11/13(水)の振り返りと11/14(木)の展望

昨日は、注目のインフレ指標であるアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
この結果は予想通りで、12月のFOMCでの利下げの可能性が80%程度まで上昇し、一時ドル円は下落しました。

ただ、下院も共和党が過半数を獲得し、大統領・上院・下院のすべてを共和党が制することになり、トランプ大統領が来年以降政策を通しやすい環境が出来上がりました。

そのため、ドル高進行が現在も続いており、ドル円は156円を超えてきました。

本日以降、当局の牽制発言が出てくる可能性があり警戒が必要かと思いますが、基本はドル高傾向ですので、押し目を狙っていこうと思います。
実弾の介入については基本は160円付近まで上昇しないと思いますが、それまでは牽制発言は度々される可能性がありますので、その動きには注意です。

11/14(木)各通貨の取引目安

■ドル円

基本ドル高ではあるものの、156円を超えている状態から積極的に買っていくという勇気はさすがにでません。
できれば、155.35円付近まで下落してくれれば買いたいなと考えています。

■ユーロドル

ユーロドルについてもドル円同様、戻したら売っていきたいなという程度で、1.05750ドル付近くらいまで戻したら売りで狙いたいと思います。

■ユーロ円

ユーロ円についても164.00円付近まで下落したら買いで拾っていこうと考えています。

まとめ

今回、ドル円は156円を超えてきましたが、目線はドル高で157円を狙っていく展開ではあると思います。
ただし、同時に当局の牽制発言が警戒されるタイミングでもあります。

もし牽制発言等で円高方向にふれたら、そのときは押し目買いのチャンスでもありますので、積極的に狙っていきたいと思いますが、今はなるべく下落のチャンスを間違いと考えています。

なお、本日は夜に生産者物価指数(PPI)と失業保険申請件数やECB理事会議事要旨などの指標発表などがあります。
また、翌朝5時ごろにはパウエル議長の発言も控えており、このあたりでドル円の動きが変わる可能性がありますので、要チェックです。

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