11/1(金)FX相場:大統領選挙に向けてポジション調整か
10/31(木)の振り返りと11/1(金)の展望
昨日の相場は、noteにも記載したように植田総裁の記者会見での発言が、どちらかというとタカ派的に捉えられたので、円高へ動き、一時152.00円付近へと下落しました。
夜のアメリカの指標は逆に強かったものの、そこまで影響はなく、その後下落し、今朝151台に入りましたが、その後上昇し、現在は152.50円付近という状況です。
本日のこの後の動きですが、前提として来週の大統領選挙のために、積極的にポジションを持つ人は少なく、ボラが小さくなると考えています。
また、本日は夜に来週のFOMCの判断材料になる雇用統計の発表が注目されています。
この雇用統計が大統領選挙の前に動くタイミングとしては最後になりそうです。
ただし、やはり大統領選挙が直近の最大のイベントですので、それに向けてポジション調整がされやすく、直近の高値・安値圏を往復するレンジ相場になるかなと考えています。
11/1(金)各通貨の取引目安
■ドル円
ドル円については、152.00~152.70円くらいの範囲でのレンジと考えています。
152.60円付近から戻り売り、152.00円付近から押し目買いを狙っていこうと考えています。
■ユーロドル
ユーロドルについては、レジスタンス付近の1.08850ドル付近からの戻り売りを狙っていきます。
利確目安としては、1.08600あたりと考えています。
■ユーロ円
ユーロ円もドル円同様レンジ相場を想定しており、165.20~165.95円付近での値動きを考えています。
165.85円付近から戻り売り、165.30円付近から押し目買いで考えています。
まとめ
本日は大型イベント前ということもあり、取引量が少ないうえ、これまでのポジション調整が入りやすいタイミングだと考えています。
値動きがいつもよりも少ないということを念頭において取引をする必要があり、利確・損切りも早めが良いかと思います。
なお、本日の雇用統計についてですが、アメリカのハリケーンやストの影響もあって、コンサバぎみの結果が予想されています。
そのため予想どおりであっても、そこまで影響はないと思いますが、逆に予想外に雇用者数が多かったりすると、ドル高に動きやすい場面だと言えそうです。
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