10/24(木)FX相場:当局牽制発言も小さく押し目買い狙い
10/23(水)の振り返りと10/24(木)の展望
昨日はほぼ勢いが衰えることなくドル円が153円台に突入しました。
この理由としては、アメリカの粘り強い景気と、大統領選挙でのトランプ氏の優勢の2つで、これがドル高を進めていました。
本日はここ数日で円安が一気に進行したこと、そしてようやく加藤財務相からも牽制発言がでましたので、一旦この円売りポジションを利確しようという動きにつながっているようです。
まずは、昨日タッチした153円というのが上値の上限と考えて良いかと考えています。
ただ、大統領選挙まではドル高傾向が続くと見られており、152円台でジワジワとドル高に動くのではないかなと考えています。
ですので、本日はこの下落が落ち着いたタイミングを見計らって押し目を狙っていこうと考えています。
10/24(木)各通貨の取引目安
■ドル円
ドル円については、現在下落していますが、152円付近で一旦止まるかどうかがポイントかなと思っています。
ちょうど昨日上昇したところから半値戻しということもありますし、注目です。
押し目を狙うポイントとしては、152.00円、151.80円このあたりで考えています。
利確目安ですが、本日上昇するかはわかりませんが、152.60~152.80円の間で考えています。
■ユーロドル
ユーロドルもドル高狙いでいけば戻り売り狙いです。
ただ、今日はそこまで値動きは大きくないと考えていまして、あえて狙うとしたら、レジスタンス付近の1.07900~1.08000ドルあたりかなと思います。
■ユーロ円
ユーロ円についても本日は円が買い戻されている状況ですが、押し目狙いではあります。
現在のサポートの位置である、164.00円付近からの押し目買い狙いですが、ただユーロも利下げの傾向が強まってきており積極的に買っていこうという状況ではないのが悩ましいところです。
まとめ
本日はここ今週のドル高傾向が一旦落ち着き、利確で円が買い戻されているという展開ですが、基本の流れでドル高です。
ですので、大統領選挙までは基本ドル高目線で良いかと思いますが、途中で発表される指標や要人発言などには注意です。
本日も夜にアメリカはPMIや失業保険などの指標発表があります。
この結果次第ではもう1段階ドル安になるということも考慮してポジションを持っておく必要があると思います。
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