11/13(水)FX相場:米CPIでドル円は155円をトライする展開か
11/12(火)の振り返りと11/13(水)の展望
昨日は東京時間は円高方向に動いたものの、その後は一方的にドル高方向に動き、154.90円付近まで上昇しました。
約1.5円ほど動きましたので、個人的には予想以上に上昇したなという印象でした。
本日は夜にアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表がありますので、トレーダーはこの指標発表に向けて少しポジションを調整するのではないかなと考えています。
ただ、とは言え基本は「ドル高」の相場です。
また、夜のCPIについても上振れリスクが警戒されており、結果しだいでは155円抜けをしてくる可能性もあると思います。
日中はできる限り押し目を狙いたいところですが、ポジション調整で指標発表まで下落するということも考えられますし、指標に向けてドル高のポジションを取ることも考えられます。
少々難しい展開になると思いますが、値幅は小さいと考えていますので、慎重に上下の動きについていきたいと思います。
11/13(水)各通貨の取引目安
■ドル円
基本は「ドル高」目線ですので、154.50円付近からの押し目買いを考えています。ただし、割ってくる可能性も考慮して、154.30付近までは下落を想定しています。
■ユーロドル
ユーロドルも「ドル高」で戻り売りを考えています。
目安は1.06300ドル付近からの売りで、利確目標は1.06000ドル付近です。
■ユーロ円
ユーロ円については、狭い範囲でのレンジを想定しており、164.00~164.50円あたりにとどまるのではないかなと考えています。
この通貨は直近の値動きを考えると円安かもしれませんが、ユーロも積極的に買えず、様子見です。
まとめ
本日は12月のFOMCでアメリカが利下げをするかどうかの判断基準となるインフレ指標である、消費者物価指数(CPI)の発表があり、注目されています。
今週は今日のCPIと金曜日の小売売上高に注目が集まっており、重要です。
なお、CPIについては上振れ懸念があり、実際に結果が上振れてくると155円を超えてくる可能性があります。
発表は日本時間の22:30ですので、要チェックです。
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