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「奇利」

飲食店のイベント開催、出店店舗の課題や問題点の改善など、慌ただしい日々を過ごしていた。

ある日突然、1本の連絡が入った。📲

電話で聞く限りはかなり良い情報だった。
私は、その日の仕事の予定を全て都合を付け、
連絡を頂いた1時間後にはマネージャーを1人同行させ、現地へ向かっていた。🚗

50㎞程離れた地区であった。
現地へ到着した。
約束の時間よりも早かったせいか、誰も見当たらなかった。

物件の中には入ることが出来なかったので、さっそく、物件の周囲を見回ってみた。

やたら駐車場が広く、環状線沿いでもあり、また、道路からの視界も良かった。🛣

隣には、大きい公園も隣接していた。
シチュエーション、立地的には申し分無い感じであった。

しばらくして…
この物件のオーナー様がやってきた。
小柄な若い方で、まだオーナーの貫禄の様なものは感じ取れない感じの方であった。

オーナーさんと商談に入った。
その間にマネージャーに言い伝えていた事…
什器、備品、機材、空調、ボイラー、トイレ設備etc…
全て製造年月日、品番等ののチェックを。
私がオーナーさんと商談中にする様に指示しておいた。

オーナーさんより、この店舗を手放すことになった経緯や事情の説明があった。

私にはあまり興味深い内容ではなかった。
私はすぐさま…
「譲って下さい」と切り出した。
立地と周辺環境の良さにチャンスを感じた。
即断即決であった。
店内のチェックを指示されていたマネージャーが
私の元へ戻って来た。
私はマネージャーに向かって
「決めた!!」と言い放った。
「え!?😳💦」とマネージャーは困惑した表情で
反応していたことを、鮮明に覚えている。
そんな感じで…
この店舗を買うこととなった。
立地・周辺環境が良好であるならば…
あとはスタッフ(人)であり、スタッフのキャラクターで決まる。
成否を分けるということだ。
さっそくマネージャーに伝えた。
「人を集めなさい」と…📢

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