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「不安」

このころ、私は突然「不安」になり、恐怖さえ感じることがたびたびあった。

上手くは説明出来ないのだが、それは恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚的な不安であった。

26店舗目の開店も終え、一息した。
私はかねてから、時折強く感じていた「不安」の原因を本気でしっかりと解明し始めることにした。

1週間程度デスクに座りっぱなしの日々を過ごした。
私は我社の店舗各々の会社の全ての資料の見直しをした。

そしてもう1つの局面である世の中、世界の日本の「今」「今後の見通し」など全てを見つめ直した。

結果、私は「経営改革」をすることにした。
決意を固めた。

時は2015年であった。
我が国日本は国政による種々な課税、増税の重圧と法規制による締め付けの進行。

あらゆる分野での物価上昇。
人口減少、少子高齢化、人材不足の進行、低所得額層の増加と進行。

国民年金、厚生年金の枯渇と受給の限界。
医療費、介護保険の自己負担の増加。
低金利、低インフレ、高騰する不動産、人口減少による景気の減退。

日本は、急激な変化により、「時代の変遷気に突入」していく。

そして「淘汰の時期に突入」していくことになるであろう。


私は勇気と覚悟を持ってこの局面打開の為、「経営改革」の断行を決意した。

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