「挑戦」Ⅱ
彼の人となりが段々と分かってきた頃、彼をメインにこの地での旗艦店を出店することにした。
その頃、彼の紹介でもう一人の個人経営者とも出逢った。
この彼もまた、精悍な見た目の感じで一味違う魅力の持ち主であった。
ずば抜けた特徴あるパフォーマンス力を持っている
男性であった。
私はこの二人をメインに店舗の構成、スタッフ選定の立案計画に入った。
飲食業ではあるが、今回は繁華街での、しかも夜メインの店舗となる。
必然的にこの街の名実と共に協力な人材が必須となり、この二人は最適な人物であった。
ましてや、この店舗を仙台の旗艦店とすることとなるので、最も重要なメンバーとなる。
そしてその二人の人物も、それぞれ自分の店舗を経営していた。
それを閉めて、私に力を貸してくれるということであった。
私は、彼らの気持ちに感謝した。
そして彼らの「覚悟」を感じた。
私もまた「覚悟」を決めた。