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これからの主流になるであろう、完全ワイヤレスイヤホンの闇を見た(かも)

そして、ボクは途方に暮れる

注)この記事は数ヶ月前のできごとでして、現在とは状況が異なる場合があります。


昨年のブラックフライデーセールで買った“ボーズ”QC イヤポッズの充電ケースを、不注意で床に落として壊してしまいました。

ケースのふたがパカパカになり、応急処置でリバテープを使って開閉していましたが、ずっとそういうわけにもいかずネットで情報収集をすると…

定価33,000円(実際に、amazonで買った価格は25,000円)のワイヤレスイヤホンの充電ケースを交換するだけで20,800円も取る、家電メーカーによる『ボッタクリ商法』の事実を知り、がく然とするのでした。

amazonの保険は、評判がよくなかったので入っていません(入っていたところで、こちらに過失があるので保証を受けられない)。

新型のQC イヤポッズ Ⅱが、36,000円でリリースされている最中、旧型ガジェットごときにそんな金額を払えるはずもなく、どうしたものか…

いっそのこと、出たばかりの新型にくら替えするのも頭をよぎりましたが、時間が経てば99%は実勢価格の下がる工業製品を、発売直後に希望小売価格で買うのは愚の骨頂

勢いあまって、『ビッグウェーブ』に乗っかる理由が分かりません。

そしてほとんどの場合、新型といえども旧型とたいした性能差はないのです(持論【車はマイナーチェンジ後に、マイナー前車を叩いて買え】より)。

製造メーカーによる、計画的陳腐化のマーケティング手法に踊らされないことです。


いや、待てよ…

そもそも、装着中に落として失くしたり壊したりするリスクがある、完全ワイヤレスイヤホン本体。

相方をなくしたシングルの充電ケースが、中古市場に流れてきているはずだ。

そそくさと、メルカリのアプリを開くのでした。



運命のパートナー現る

予想どおり、相場4〜5千円程度で充電ケースがいくつか出品されていました。

ただ、中古品なので使用感があるものばかりです。

自分で言うのもなんですが、当方のイヤポッズは使用頻度の極小な『箱入り娘』ですので、キズモノ相手に嫁がせることはできません。

『白馬の王子』をもとめて、今度はヤフオクへ行ってみるのでした。


ここで、1円スタートの未使用に近い個体を発見!

画像では小キズも見当たらず、『赤い糸で結ばれた』運命の出会いに、即決5,555円で落札しました。

送料を入れれば、ほぼ6千円と決して安くはありませんでしたが、それでも“ボーズ”に2万円強も支払うよりまだマシ。

めでたし、めでたし。


ところが、この浅はかな考えが間違いの始まりだったのです…



Wの悲劇

到着した充電ケースにイヤホンを鎮座させて、一旦ペアリングを解消したエクスペリアと再接続しようとするも、スマホ側が反応しません。

アプリのせいかも?と思い、Bose Musicアプリをアンインストールしてから再インストールしてみても、状況は変わらず。

もしかして、このイヤホンとケースは表裏一体なのか?

幸いにも、元の充電ケース自体は爪が折れているだけで生きているので、こちらのケースで設定をしなおして事なきを得ます。

スタート地点に戻っただけですが…


よくよく調べてみると、同じような経験をしている人がいました。

ヤフオクで、充電ケースを落札する前に見つけたかった(ノД`)シクシク

6千円をドブに捨てただけでした。

一夫一妻制だったQC イヤポッズですが、新型のQC イヤポッズ Ⅱになると、手のひらを返したかのように充電ケースの単品販売をおっ始める“ボーズ”。

『間男』の充電ケースを掴んでしまった、旧型所有者のワイはどうなる…



noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰