’85の阪神タイガースを彷彿させる、オリバーゴールドスミス コンスル3連発 ③
ニ度あることは三度ある
その存在自体は、以前から知っていました。
プラスチックフレームは、アセテートが一般的な“オリバー ゴールドスミス”の一部モデル(Sサイズのみ)に、セルロイドバージョンがあることは…
複数のアイウェアセレクトショップを運営しているグラッシーズが、“オリバー ゴールドスミス”にカラー別注をかけたと思われる、右テンプル内側にLIMITEDの文字が印字された、黒寄りの茶というよりも…ほぼ黒のセルロイドメガネを「買おうか?買うまいか?」迷ったときのことです。
この未使用品、価格は手ごろでしたが度数入りのレンズが入れてある上に鼻盛り加工がされていたので、「どうしたものか?」と決めあぐねていたら、いつの間にやら在庫切れに。
『逃がした魚は大きい』もので、あまり2次流通市場に出回らないセルロイドの“オリバー ゴールドスミス”のことは、記憶の片すみに残っていました。
ちなみに、アセテート製は右側テンプルに記してあるOLIVER GOLDSMITHのブランド名がブロック体なのに対して、セルロイド製はそれが筆記体で書かれており、左側テンプルにはCELLULOIDの文字が入っています。
②ブラウンデミのコンスル-Sを買う前後、またしてもメルカリでクリアレンズに交換されたネロのセルロイド版が、出品されているのを見つけるのです。
もちろん、未使用品。
「もう、同じもんばっかり買わんでよかろうもん」と言われそうですが、これはセルロイドフレームなので別腹です。
この出品者はおもしろいことに、数時間おきに販売価格を変更させてきます。
データ更新をしたら、検索上位に表示されるからだと思いますが、流動的な値動きはまるで飛んでいる『ハエ』のよう。
オークション入札者の狩猟本能を刺激され、つい『ハエたたき』を握りしめては構えるのでした。
上限は27,000円、下限は…
しばらく見ていると、上は2万7千円から下は2万4千円をつけたあと、その間をフワフワと動いておりました。
2万4千円が出品者の限界なのか?一度触れてからは、なかなかそのラインまで下げてきません。
いくらメルカリでも、ここで2万4千円に値下げ交渉をするのは無粋というものです。
待つこと数日…アンダーラインにタッチしたのを見逃さず、すぐさま『ハエたたき』を振り下ろすのでした。
まぁ、定価が若干高いセルロイドが箱つきでこの価格なら、お買い得な③ネロのドーパミン放出は75%。
①のダークブラウンデミから③のネロまで、わずか2週間のできごとです。
四度目はなかった
『マズローの欲求5段階説』によると、所有欲は下から2番目にある『安全の欲求』カテゴリーに属しています。
これは、物質的欲求且つ外的欲求でもあります。
タワマンや高級外車など、所有するものによっては『承認欲求』のカテゴリーまで及んできます。
その階層をクリアすると次のステージに行けるものを、巷で流行っている断捨離なる宗教もどきで『モノ』を持たないことに執着しすぎると、いつまで経っても『社会的欲求』へのステージアップができません。
③のメガネを買ったあと、これまた格安の未使用コンスル-50が出品されていました。
ケースには傷が入っているそうですが、それを差っ引いても未使用コンスルで1万円台は、めったにお目にかかりません。
同じネロでも③とはちがって、アセテート製だし50サイズも持っていませんが、それでも欲しくなることはありませんでした。
格安とはいっても、転売して利益が出るほど安くもなかったので買わなかったのもありますが…
現行“オリバー ゴールドスミス”のメガネは、今年は5本も買い倒してお腹いっぱいになったので、しばらく買うことがないでしょう(多分)。