どこかで見たことあるような?ないような?トレードマークの矢じりなし眼鏡
ジャック マリー マージュ3連戦
智(ヨロイ)にあしらわれたアローマークは、“JMM”のブランドアイコンです。
スタイリストのジョージ・コルティナ氏と、
コラボしたディランでは排していましたが、
レギュラーは付いているのがデフォルトだと思うのです。
そんなアローヘッド飾がない、“JMM”サーカコレクションなんて…
同一出品者から、「未使用」“JMM”を3本出しされていたオークションは、終了予定時間も土曜日の23時以降とほぼおなじで、3本ともに1円スタート。
(オークション終了順)
まずは、ジョニー・キャッシュ氏オマージュのキャッシュ。
9.75万円までは追っかけたものの、どんどん競り上がっていって最終11.1万円。
つづいて、スタンフォード。
5万円のときにMAX7万円で参加するも、有名ではないモデルだからか?動きがにぶく、2〜3発こづかれたあとは無風になって、5.6万円ですんなり落札。
ラストは、最初とおなじ『ジョニー・キャッシュ コレクション』から、クエンティン。
智(ヨロイ)にあるのがキャッシュの鎗とちがって、『ヤフオクマーク』みたいな斧だったクエンティン。
8.8万円までは追加入札して応戦しましたが、別次元の参加者2人が終盤までデッドヒートを演じて、14万円超えの『ほぼ定価決着』。
人気のジョニー・キャッシュ氏絡みモデル。
メルカリでは、15万円以上のプレミアム価格で取り引きされていることもあるので、売れれば大きいけれど…そう簡単には売れない。
10万円以上する在庫を、長期にわたってかかえるのもキツいので…戦績は1勝2敗で負け越したとはいえ、『ジャックまつり』の連敗がストップしただけで儲けもん。
アフリカ系アメリカ人公民権運動
このオークションで、初めて知ったスタンフォード。
ネーミング元は、公民権運動の指導者ストークリー・スタンフォード・チャーチル・カーマイケル氏から。
単一民族国家の日本で生まれ育つと、人種差別という人権問題に対してあまりピンとこないので、今までクワメ・ツレ(通称)氏のことは知らなかったけれど、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏(キング牧師)や、
マルコム・リトル氏(マルコムX)みたいな活動家だったのだろう…
このメガネを買ったおかげで、少し見識が広がった気がした。
それにしても、残された写真に氏のメガネ姿は少なく…
いっそのこと、メガネが顔の一部になっているマルコム・リトル氏を題材にして、“アメリカン オプティカル”のマルコムXモデルを真似たサーモントタイプをリリースした方が、そのイメージのし易さから一般受けしただろうに…
と、よけいなお世話。
出品前準備
サントスのエンツォを落札したときに、気になったのは…
背景に写り込んだ、令和の今はもう営業していないだろう『昭和のカラオケ喫茶』っぽい場末感でした。
以前メルカリでポチったフランス“ドリラ”のように、
撮影環境さえ整えれば、商品を実物の『100%増し』で輝かせてくれるのは体験済み。
そういうことで、まずは適当に撮影ボックスを買ってくる。
(100均で部材をそろえて格安で自作する方法もあったが、照明をべつに用意するのが面倒くさくて照明付きボックスを買う)
付属品完品の未使用“JMM”なのに、実質5万円台前半という桁外れの安さだったスタンフォード。
この形(スクエア)といい色(ハバナ5)といい、アローマークなしのウォーカーと言っても過言ではない。
人気があるモデルではないので、とりあえず10万円程度で出品して(最終的な落としどころは8万円台)売りきれれば2万円ちかく抜ける。
そんなカンジで、早く出品したいけれど…
最近のメルカリは、パチモンの“JMM”ゼフィリン47が2.98万円(ニーキュッパ以外も、ニセモノ多数)で横行跋扈している『カオス状態』。
(ゼフィリン47じゃなくても、ニセモノ多数)
この状況に、嫌気がさしたマトモなセラーの大半は逃げ出して『焼け野原』なので、とてもじゃないけど出品できない。
《地合いがわるいので、一旦おわり》