#005 2019年発売音楽CD振り返り〜!
あけましておめでとうございます〜!
いきなりですが、itunesをふと見ると今年も結構新しい曲を聞いたな〜!
ということで、備忘録的に雑感想書きます。
普段触れない音楽や、気になってたアーティストがいたら是非、CDやサブスクで聞いて欲しいです。
1:前置き
これいるか?
という感じですが、ちょっと読んでください。
2019年は本当に例年に比べて、良い楽曲に出会えました。
一つはspotifyを導入したことで、知らなかったアーティストに簡単に出会えたり、しばらく聞いていなかったアーティストの新曲を聞くハードルが格段に下がったことです。
あんまり、サブスクを大活用している訳ではないので、なんともですが、星野源・perfume・サザンなど、大型アーティストのサブスク解禁で、本当に沢山のアーティストが駆け込むようにサブスクを解禁しました。
二つ目は、FLAKE RECORDさんに通うようになったこと。
大阪・堀江にあるCDショップで、主にインディーズを中心に邦楽・洋楽を満遍なく取り揃えてあり、オーナーのセレクトも最高で、本当に自分みたいなにわかファンには、深く音楽を知るきっかけを作ってくれるお店でした。
今年は、8インチなども買いたいなぁと思いつつ。
自分の好みだけでは、全然広がっていかないので、強制的に何かに触れる機会が必要だと思います。
今年は、仕事を調整してもっとライブに行けるようにしたいですね。
1枚目:「Fishing / chelmico」
2014年活動開始、RechelとMamikoのガールズラップユニット。
今年は、ラジオ局のパワープッシュも去年に引き続き多く、爽健美茶CMタイアップで多くの人に知られるようになったと思います。
2018年の1stメジャーアルバム「POWER」に比べると、落ち着いた雰囲気の曲も多く、前作に続き、ESME MORIやmikeneko homelessなどの新進気鋭のトラックメーカーのビートに載せて2ndアルバムでも失速せず、chelmicoらしさ溢れる曲ばかりでした。
元々PUFFYやHALCALIが好きだった自分は、例に漏れずどハマりしていました。去年からまたHIPHOPを聞き直すようになったのも大きかったです。
今年はガールズラップもよく聞いたなぁという年でした。
元々、泉まくら、春ねむり、吉田凜音をよく聞いていたのですが、ここ最近は作業中に聞くことが本当多かった。邪魔しないというか、心地よいトラックが多いせいなのかも。
今年は、アニメタイアップがすでに決まっていることもあり、幅広いファンに聞いてもらって更にファンが増える気がします。
2枚目:「DADABABY / DADARAY」
2017年結成?のバンド。
プロデュースは、川谷絵音。リーダーは、ゲスの極み乙女 Baの休日課長。
構成はツインキーボード、ベースの3人構成で、ボーカルのREISの艶のあって伸びやかなボーカルで引き込む大人のポップスをテーマにしているだけあって、クッッソおしゃれ・・・。
今となっては、こういうタイプのバンドって少なくなった気もしてます。シティポップは増えたけどね。
全然声質やスタイルは違うんですが、土岐麻子みたいな魅力ある声質だと個人的には思いました。4thアルバムのDADABABYの特徴としては、雰囲気や歌詞が女性的な部分がやや多かったかも。
楽曲的には、相変わらず全員がテクニカルというか、難しそうなフレーズを多用していたり、これってライブでやれないのでは?みたいな部分もあり、今年は1度くらい生で見たいなぁと。
去年の大阪は、集団行動とツアーを組んでいたので、めちゃめちゃ行きたかったんですが、行けず・・・。仕方ないけど悔しかった。
3枚目:「GIANTSTAMP / Suspended 4th」
2014年結成。名古屋出身4ピースバンド。
PIZZA OF DEATH、期待の新人バンド、サスフォー。
路上ライブを定期的に現在も行っており、まさに自力で上がってきたバンドという印象で、マジで掛け値無しにカッコいい。
名古屋バンドあるあるなのかもしれませんが、全員が馬鹿テクで、演奏能力が本当に高い。だからこそのグルーブ感というか、上手いだけ。にならない気がしている。
初めて見たときの印象は、「うわああああああかっけけええええ。けどこれは、売れねぇわ。」という。めっちゃ失礼ですが、本当に売れないと思っていた。15年前なら売れてたと思う感じがしてしまうのも、このバンドの良いところだと思う。
とはいえ、同じような印象を10年前に持っていたWANIMAがめちゃくちゃ売れているので、僕の感想な本当にあてにならない。
間違いなく、ライブシーンで真価を発揮するバンドなので、是非生で今見て欲しいバンド。
4枚目:「トワイライト / スカート」
2006年結成。
結成以来ずっと変わらないギターポップサウンドで、全楽器を1人でこなすマルチプレーヤー澤部渡のソロプロジェクト。
ここ数年は、タイアップも多く、かなり露出が増えてきて個人的にとても嬉しい。誰が聞いても心地よいポップスで、幅広い層に聞いてもらえるそんな曲が11曲入ってます。
スカートの楽曲の好きなところは、散歩によくあうというところで、めちゃくちゃメッセージ性が強いとか、そういうことはないんですよね。
外に散歩に出るときに聞いてもよし、と進めつつ、夜に真っ暗な部屋で聞いてもめっちゃいいんですよね・・・。
風情があるというか、風景や情景が浮かぶというか、とにかく心地よいんです。
5枚目:「#3 / CRYAMY」
2017年結成。東京出身4ピースバンド。
一番最近知ったバンドで、今一番聞いているバンド。
現在、CDはほぼ全て未流通または廃盤になっておりCDが入手困難で、お金を払わせてくれええええと叫ぶ人も多いだろう。
楽曲は、全体的にどこか気だるさが感じられる。
声質が太いので、あまり弱々しくは感じないが、いい意味で適当さを感じられて脱力して聞ける。
12月25日に発売した2ndEpの「#3」も全曲そんな感じだ。
何故か、テイストは違うはずなのに、初めてGOING STEADYを聞いたときのような、衝撃を久しぶりに受けた。
実はこの記事を書こうかなと思ったキッカケのバンドであり、後ほど紹介する「w.o.d」と同時に知ったのもとても個人的には、インディーズでいいバンドが居ないか探すキッカケにもなった。
間違いなく、今年話題に上がるバンドになると思う。
6枚目:「1994 / w.o.d」
神戸発、3ピースバンド。
まさに衝撃というか、今こういうグランジで勢いあるバンドって居ないよな?と感じる。
乾いたギターサウンドと、愚直なベースラインとドラム。男の子が好きなやつってこれだよなー!と思うことがいっぱい。
90年代グランジリバイバルなどと揶揄されることも多いけど、そうじゃないんだよなぁと新しさも感じる。
僕ら世代には、ストレイテナーの初期もこんな感じだったよな!と話があう人も多いんじゃないんだろうか。(なんか風貌もどこか似ている気もした)
今年から20年代と区切られる世代になる中で、2世代前の音楽が進化して再度盛り上がるいわゆるリバイバルの先導を切っていくバンドになる気がしている。
メジャーシーンでは、ポップスや展開が目まぐるしく変わるボカロサウンドを人間が歌う楽曲が一般的にも受け入れられつつあると思う。
そんな新しい中で、変わらない良いものを形を変えて、これからも提供して欲しい。
7枚目:「潜潜話 / ずっと真夜中でいいのに」
2018年結成。ボーカルACAねを中心に活動しているユニット。
いわゆるネット発アーティストの完成形とも言えるアーティストであり、ツボを抑えまくっているアーティストだと思う。
デビューから一貫して、オリジナルアニメMVを息を切らさず発表し続けており、2019年はFUJI ROCK FesやCOUNTDOWN JAPAN19/20にも出演し、ネットだけとは言い切れないシーンで活躍中。
楽曲はどんどん展開していくような飽きさせないものが中心だったが、2019年に入ってからはスローテンポのものも発表され、更に幅を広げた年だったと思う。
楽曲の良さはもちろんだけど、大人の戦略が見え隠れしてて関心もした。
デビューからほぼ毎月のように新曲とMVを発表し続けて、アルバムやツアーでのグッズ展開は、世界観をしっかりと構築した上で、作り込んでいるというのがレーベルの一大プロジェクト感を感じる。
デビュー時に、ネットで有名な作曲・編曲とアニメーターを起用し、一気に既存のネット発アーティストの上段にまで上り詰めた感じ。
米津玄師は、これを全てほぼ1人で初期は行なっていたのだから、本当に恐れ入る。忘れてはいけないけど、彼もネット発アーティストの先駆者であり、J-POPシーンでも不動の人気を得た成功者でしょう。
女性版米津玄師に、「ずとまよ」はなれるのか気になる。今年ももちろん追っていこうと思う。
8:その他のアルバム
時間がかかりすぎるので、これくらいにします。
今年は、本当によかった。。。
羊文学もよかったし、King Gnuもめっちゃよかったよね〜。
suchmosの「THE ANYMAL」も新展開という感じでよかったし、
おいしくるメロンパンも相変わらずよかった。
今年はパソコン音楽クラブも新譜を去年に続いて出してくれてハッピーだったし、アユニDのソロプロジェクトのPEDROも最高だった。
なので、他もとりあえず並べるだけ並べます。
気が向いたら、下記アルバムも何か書きたいなと思いました〜。
邦楽に絞ったので、洋楽もそのうち書けたらいいなぁと思うんですが、時期的に逃してそのままになりそうです。
ではでは〜。