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木下ふみこ氏の辞職について
木下ふみこ氏の辞職会見が実施されました。私自身は、これまで都議会で誰よりも厳しい招致をと訴えてきた一人であり、辞職という決断をされたこと遅きに失したとは言えども、良かったなと思っています。
ただ、議員報酬だけをみても都民の税金が5百万円近く支出され、この税金は二度と戻ってくることはありません。記者会見では、9月分までの報酬は寄付したが10月以降についてはまだ未定との発言もありましたが、木下ふみこ氏には都民の税金なので少しでも有効的に使う先への寄付を望みます。
今回、私が何故これだけ、この件について除名や議員報酬の削減についてどの議員よりも積極的に発言をしてきたか。それは決して木下氏への個人的な感情ではなく、これを機に政治家という守られすぎた身分を改めるきっかけになってほしかったからです。
当選から4ヵ月都議会では欠席した議員に対して、法的拘束力のない辞職勧告決議案を2度出しただけで、何一つ実効性のある対策を打てませんでした。議員報酬の見直しについては、自民・公明・共産の先送りにより実現はせず、除名についても根拠が薄いとの理由で、議会ではほとんどの議員が言及しませんでした。
これが都議会の現実です。
今回の件でも、都議会は何一つ変わりませんでした。旧態依然とした都議会を変えていく、これが私が当選から4ヵ月で改めて感じた決意でした。
維新の議員としてたった一人ではありますが、引き続き政治家の手厚い身分保障の見直しを都議会で訴えて参ります。
都議会議員 松田りゅうすけ