果物栽培革命と植物工場の組み合わせ

MD-Farmの植物工場のコントロール技術では、イチゴに関して言うと通常１年に１回しか受粉、交配ができないところ、2.5～３回の交配ができますので、大きなスピードアップができます。
スピード感だけでなく、安定かつ任意の栽培環境設定ができるので、適正な環境を作りだけでなく、負荷を掛けた栽培環境も繰り出すことができますので様々な自然環境下でそのような栽培方法は最適なのかも探ることができます。
また育苗に関しても、イチゴを種から栽培すると定植まで６ヶ月ほど必要となるところ、約半分の期間で可能になる実証をすでに行い、実用化しているのもMD-Farmの特徴となります。
この育苗に関してですが、一般的な露地では多いと約４０回の農薬散布が行われます。MD-Farmでは、完全無農薬で１回も農薬を使用することなく、均一性が高く、かつ丈夫な苗を生育させることができており、ここにも大きな技術進歩ができています。

気候変動による農業の再構築に、MD-Farmの技術を注いでいきたいと考えています。