見出し画像

クラウドコントロールで、同じ生育を実現

MD-Farmでは、一年を通して、安定的に、かつ高品質なイチゴを大量に生産するシステムを開発しています。
イチゴを産地で生産するのではなく、消費者に近い場所で、鮮度を大切にして新鮮な朝採りイチゴを供給するシステムを前提にしています。

物流の2024年問題。
例えば、九州からイチゴを運ぶ場合、1~2日の時間が以前よりも必要となっており、鮮度や痛み具合だけでなく、運送費が余計に必要となります。
複数の中間流通業者が関与することにもなり、その分、コスト高になります。
ある論文によるとそのコストは、最終販売価格の25~35%ほどになるという分析もあります。
また海外で高品質なイチゴを販売しようとした場合、更にコストが掛かることになります。
鮮度と品質を考えると基本的に空輸となり、大幅にコストが高くなります。

MD-Farmでは、消費者の近い場所で、生産するシステムで、その中間物流費をカットするだけでなく、鮮度もベストな状態で届けられるようになっています。
海外でも、自動車産業のような“現地生産モデル”となっています。
これから栽培システムは、同一規格で作られ、それぞれがクラウドで連携することで同じ環境の中で、同じ環境制御で生産されます。

同じ品質、同じ規格のイチゴが、世界中のあちこちで生産される世界を創り上げたいと考えています。

いいなと思ったら応援しよう!

松田祐樹@MD-Farm
いただいたサポートは研究費の一部に使わせていただきます。