50代!サラリーマンが目指すべき「3つの徳」で「お得生活」をおくろう!
こんにちは、まっつんです。
50代の生き方として、60代以降を見据えた準備期間としての活用を提唱していますが、今回は「徳」について書いてみたいと思います。じんじーず第1,294話50代をどう生きる?「今更ながらでありますが、イメチェンしてます!」にも描いていますので、併せてご覧ください。
そもそも、「徳」ってなんでしょう?
よく、「あの人は人徳があるから」とか「徳のある人は違うね」と言う言葉を聞きますが、そもそも「徳」とはなんでしょう?
✅ 哲学で言う徳(アテレー)arete
ソクラテスは「徳は知である」といいました。仮に徳が知であるなら、後天的に教育で習得が可能ということになります。しかし、ソクラテスは「徳とは何であるか、わからない」と言います。分からないものをどうやって探求するか?知りえない無知からの徳の思索はそのまま反転して「知の思索は徳に通じている」となるようです。「無知の知」(Bewusstsein des Nichtwissens)ということですかね。(こんな説明で専門家に怒られそうです)
✅ 仏教でいう徳 ①性質としての徳 guṇa ②行いとしての徳 vṛtta ③報果としての徳 puṇya
ウキペディアにはこう書かれていますが、いずれも「徳」と訳されているようです。要は、因果応報という、因と果は一切が、自らの原因によって生じた結果や報いと考え、善い行いが幸福をもたらし、悪い行いが不幸をもたらす(善因楽果・悪因苦果)だから善根功徳または功徳善根を積むことが、大切だよねという理解でいいのかと思います。(ホントに専門家には怒られそう)
✅ キリスト教でいう徳 charity
キリスト教での徳とは、慈愛・慈善・博愛または同胞愛の精神に基づいて行われる公益的な行為・活動のことを指すようです。もともと困窮者や病人を隣人として救済するチャリティー活動がキリスト教と一緒になって、教会による修道僧の霊的救済の行為を指すようです。(これも専門家に怒られそうですけど)
✅ 孔子で言う徳 五徳(仁・義・礼・智・信)
孫子が説く「五徳」は「智・信・仁・勇・厳」孔子が説く五徳は「五常」と呼ばれ、「仁・義・礼・智・信」孫氏は「智」を孔子は「仁」をもって最高の道徳としており、容易に到達できないものとしたとのことです。
本題からそれるので、参考程度に・・・。要は昔からひとかどの人物は徳を積むことを目指してきたわけですね。
なぜ、サラリーマンにも徳が必要なのか?
では、我々サラリーマンの目指す「徳」とはどんなものでしょう。ボランティア活動や慈善活動でしょうか?それとも多額の寄付金でしょうか?はたまた徳の哲学的探究でしょうか?
実は、そんな大それたものではありません。
✅ サラリーマンが目指すべき3つの徳の積み方
1.周りを励ます。2.周りを癒す。3.周りを慰める。
なんか簡単そうですよね。お金もかからなさうなので、お小遣い制のサラリーマンでも実践できそうですね。
徳があるとどんなお得があるのか?
50代を60代以降を見据えた準備期間としての活用をお勧めしているまっつんとしては、60歳以降に向けてサラリーマンといえども「徳」を積んでおく方がよいと考えます。そもそも、定年して精神的に老けないためには、若い人との接点を維持し続けることが重要です。そのためにも、上に記したサラリーマンの目指すべき3つの徳の積み方が大変重要なのです。なぜでしょう。
実は、サラリーマンを長年勤めあげた貴方であれば、様々な問題へ対処するすべを持っています。また、問題解決をする人脈も持っています。そういった人的資産を活用するには、若い方の起業を応援したり、アドバイザーとして助言を与える役割に徹することで、お互いにWin‐Winの関係にを構築することが出来ます。しかし、サラリーマンの目指すべき「徳」を積んでいない大先輩方はついつい、よかれと思って暴走したり、自分のやり方を押し付けたりと自らのスキルを活かすチャンスや活躍の場を壊してしまうケースがあります。50代から少しずつ徳を積む鍛錬を行うことで、助言のコツをつかんでおくことがキモではないかと思います。つまりサラリーマンの徳とはスキルなのかもしれません。
また、特にこの「徳」は奥様やお子さんに対して日ごろから行っておくと、定年後の居場所もしっかりキープできるというお得な「徳」なのです。この「徳」を積むのに元手はかかりません。あるのは、貴方の決断と心がけだけです。失敗しても損のない「徳」の積み方ですから、一度お試しください。
今回は、50代!今更でも徳を積むことを心がけよう! について書いてみました。
シニアのスタートアップなど世間では流行ってますが、シニアの最強の武器はこれまでの経験と人脈です。しかし若い人に助言したくても、接点がなければ宝の持ちぐされというものです。SNS全盛のこの時代「徳」があれば、少なからず若い人から助言を求めてくるかもしれませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
次回もよろしくお願いします。
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