50代!セカンド・ライフってどうする?
こんにちは、まっつんです。
今回は、人生50代になって,そろそろサラリーマン人生のゴールが見えてきたという方が気になる「セカンド・ライフ」について書いてみたいと思います。20代や30代の方は、ライフの達人として、パラレル・ライフ構築の参考になれば幸いです。
今回のお話は、じんじーず第1288話50代をどう生きる?「そろそろ人生のセカンドプランを立案しておく必要が!」でも描いていますので併せてご覧ください。
https://mangahack.com/comics/3165/episodes/73223
予測を超えたセカンドインパクトの衝撃
定年退職を迎えられるサラリーマンの諸先輩方、お疲れさまでした。艱難辛苦を乗り越えて手にしたはずの毎日が日曜日状態!
多分1ケ月もしない内に手に余る状況になると思います。
さあ、同好の士を探そうとか、地域活動に参加しようとか、夫婦で旅行でもと考えても、その実現には、相当難易度の高い状況であることを理解して、萎えてしまうかもしれません。
長年ほっておいた奥様は既に地域コミュニティに居場所を持ち、子供たちが親のお守をしてくれるはずもなく、昔の部下や同僚もそうそう毎日相手をしてくれる訳ではありません。
気が付けば図書館や公園のベンチで時間を潰す寂しい日々に・・・なんてことになりかねません。それほど定年退職というセカンドインパクトは大きいのです。
セカンド・プランを立案しよう!
人生はやり直しができません!当然のことなのですが、多くの人はその場になってみないと実感できないものです。
しかし、サラリーマンのあなたは、これまでもプランAだけで仕事をしてきたでしょうか?仕事には必ず障害が発生します。その障害を乗り越えて、当初のミッションを達成することがサラリーマンの使命です。そのためにはプランB、さらにはプランCと代替案をもって仕事を進めているのが普通です。
仕事でしている通り、人生のセカンド・プランを50代から準備すれば良い訳です。そして時間をかけてブラッシュアップしていけばよい訳です。まずは、やってみたいことをセカンド・プランとして書き出してみましょう。
これまでまっつんが聞いた諸先輩の話では、50代で想像する60代と、実際に60代の定年退職になってみてとではマインドが大きく違っているそうです。そもそも60代の自分が今の高いモチベーションを維持できるか不明です。
✅ セカンド・プラン作成のコツ
1.仕事・お金・健康といった現実を受け入れたプランとすること。
2.オプティミストで柔軟なプランとすること。
3.社会参加をプランに最低1つは入れること。
4.時間軸を考えたプランとすること。
いろいろありますが、あんまり詰め込んだ計画にすると実行不能となります。この立案したセカンド・プランを50代から少しずつ準備して上手くいったもの、上手くいかなかったものを再検討してムリなプランをはずしていけば、60代で定年後に定年退職という人生のセカンドインパクトの衝撃を上手く吸収してソフトランディングすることが可能となります。
そして少なくとも立案した本人自身にとっては、豊かな意義のある人生を送ることができると思います。
そもそも「人生とは何か?」という問いは、紀元前6世紀の古代ギリシア哲学でも考えられていたテーマであり2020年の現代でもその「解」を人類は得られておりません。凡人の我々が余生を意義あるものにするためには海図くらいないと、時間の流れに流されて彷徨うばかりになることは明らかです。
ポジティブ心理学(ポジティブ サイコロジー)というものをご存じでしょうか?アメリカ人心理学者のマーティン・セリグマン(Martin E. P. Seligman)教授の「オプティミストはなぜ成功するか」(原題:Learned Optimism)が有名です。興味のある方はご一読ください。要は楽観主義者は、悲観論者と比べていかに優位であるかについて書かれています。
✅ 楽観論者の思考
①根拠はあるのか? ②別の考えはないか? ③それは意味があるのか?
と考えていくと悩んでいても仕方ないことに時間を費やしてストレスを溜めることはなくなるそうです。セカンド・プランもそうやって出来ないことや仕方ないことを受け入れて楽観的に立案した方が上手くいきます。
セカンド・プランに社会参加を入れる意味
なんでもよいのでコミュティとの接点を確保することをお勧めします。これは、会社と言う拠り所がなくなる定年退職後に、社会に役に立っている実感を得ることが人生を豊かに過ごすためには重要となるためです。ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)がその著作「明日を支配するもの」(原題:Management challenges for the 21st Century)で、パラレルキャリアという概念を提唱しています。これは。これからの社会での生き方のひとつとして、現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指していますが、まっつんは、その意味を、社会に自分のスキルを提供できることで役にたてる実感を得ることだと理解しています。
ピーター・ドラッカーの著書によると、歴史上はじめて人間の方が組織よりも長命になったために、人は組織のみに頼らず、それとは別に第2の人生を始める必要が生じたという。その第2の人生のひとつがパラレルキャリアである。 ウキペディア パラレルキャリアより抜粋
このパラレル・キャリアは、会社という器がなくなっても貴方が社会で必要な人間であることを実感できる社会との関係性維持のアンカーとなると思うのです。
50代のセカンド・プランは、人生には仕事以外にも大事なことがたくさんあるということを理解するうえで必要な作業なのです。自分にとって良い人生とは?という問いに果敢にチャレンジして、自分の頭で考えてその「解」を見つける以外に方法はありませんから。
50代、セカンド・プランはどうする?について書いてみました。
自分の人生に価値を見出すためにも、50代でない方も一度、やってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでもお役にたてれば幸いです。
次回もよろしくお願いいたします。
✅ ↓ じんじーずに興味のある方はこちらもよろしくお願いします。
https://mangahack.com/comics/3165/episodes/17848
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