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50代の過ごし方が、セカンド・ライフを決める現実

こんにちは、まっつんです。

今回は50代の過ごし方がその後のセカンド・ライフに大きな影響を与えるということについて書いてみたいと思います。じんじーず第1292話50代をどう生きる?「高齢者人口3,619万人!でもどこに位置するかが問題だ!」でも描いているので、併せてご覧ください。

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そもそも日本の人口ってどうなっているのか?

一口に高齢者と言っても、あまりピンとこない人が多いと思います。総務省の情報通信白書にある日本の人口推移を見ると、生れる人が少なく、みんなで歳を取る日本の姿が見えます。大雑把に3割強の人が高齢者ということです。

✅ 大雑把な日本の人口推移 ↓ (出典:総務省 情報通信白書より)

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なぜ、総務省のデータが大雑把なのかと言うと、大抵はこの統計を基にして人口減少に歯止めをかける政策を実行するので、経済予測も含めて凡そ予測というものは、あまり当たらない結果となるからです。

日本の高齢者を分類してみて分かること

2020年時点での日本の高齢者人口は3,619万人です。この高齢者をマーケティングの分野では、次の4つに分類しています。かっこよく言うと「シニアのゾーニング2020年時点での市場セグメント及び市場ボリュウム」とタイトルがついています。そして、このアクティブシニア(就労健常人口)に自分が入れるかが重要となってきます。つまり、世間一般では死ぬまで現役!ピンピンコロリという余生を送ることが日本の高齢者の理想とされているようです。

ケアシニア (介護認定人口)678万人 18.7%            ギャップシニア (介護予備軍人口)1,029万人 28.4%        ディフェンシブシニア(非就労健常人口)1,023万人 28.3%      アクティブシニア(就労健常人口)889万人 24.6% ←ここが重要!

✅ シニア(高齢者)のゾーンニング 2020年時点での市場セグメント及び市場ボリュウム

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(出典:株式会社 日本SPセンターシニアマーケティング研究室より)

アクティブシニアとギャップシニアの分かれ道!

このように高齢者のだれでもが、自由な人生を謳歌する老後を迎えられるという訳ではありません。中には逆らえない運命というケースもあるかもしれません。しかし、人事を尽くして天命を待つという言葉もある通り、ある程度は、自分の行動を変えることで、制御できる可能性もあります。それは、50代の過ごし方の差といえるでしょう。

「ギャップシニア」は、日本総研が提唱したシニアのカテゴリーで、「要介護というわけではないけれど、日常生活の中で諦めや我慢が積み重なっている「できること」と「やりたいこと」とのギャップがある人たち」を指す。「ディフェンシブ・シニア」は年金以外の毎月の定額フローがなく、堅実な暮らしぶりの層で、「守り」中心の消費者をイメージして株式会社 日本SPセンターが命名。(出典:株式会社 日本SPセンターシニアマーケティング研究室より)

50代で点検すべき3つの資産がある。

50代は、仕事、お金、健康といった現実を受け入れつつ、実現可能な目標を設定する年代と前回のお話でも書きましたが、受け入れる現実の3つの資産があります。この3つの資産状況を確認して、改善させることで、セカンド・ライフの良いスタートを切ることができます。

✅ 50代で点検すべき3つの資産

1.資金資産 貯金・投資など(特に無理な投資、無知な投資は回避) 2.人的資産 家族・友人など(特にパートナーとの関係改善が急務) 3.健康資産 健康維持・ケアなど(人間ドック、食生活の見直し)

まずは、資金資産です。50代までに投資をやって来なかった方は、ここで無理な投資をすると元も子もなくなる可能性があります。ポストオフなどで、収入が激減する前に老後の資金計画を準備すべきです。

それより重要なものとして、人的資産があります。人的資産のもっと大きなリスクとして「定年後に家族と一緒に居られる居場所がありますか?」というシビアな現実があります。まっつんの知る先輩には、定年時に奥様に夫婦のルールを守るという念書を書かされた方もいました。単身赴任で長く家を空けていた方などは、自分の家に居場所はないという事態になっています。定年してから居場所を確保するので既に遅く、「熟年離婚」のドラマの再現だけは回避すべきです。この離婚による経済的・心理的ダメージを回避できただけで貴方は自分の人生に注力することができるでしょう。シングルの人は信頼できるパートナーや知人などの人的資産の構築が大切です。

✅ 良好な夫婦関係を保つには、それなりの努力が必要だということを理解した上で50代から関係改善に手を打つことが重要です。

最後の健康資産は、言わずもがなですが、人間、身体が資本です。健康維持やケアは、定期的に行い、食生活や生活習慣の改善に着手すべきです。加齢とともに機能の衰えは仕方ありませんが、少しでも遅らせる手立てをとるべきです。そのためにも、50代のウチにセカンド・プランを作成して目標を定めて、準備をしておくことが大切だと思います。その際には健康維持の経費をケチらないことも重要です。

今回は、「50代の過ごし方が、セカンド・ライフを決める現実」と題して書いてみました。最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

次回もよろしくお願いします。

✅ ↓ じんじーずに興味のある方はこちらもどうぞ!https://mangahack.com/comics/3165



 

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まっつん
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