左の移動と蛇腹の開閉タイミングはずらそう!
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ありがとうございます!
最後のレッスン動画の更新がほぼ1年前なのが大変申し訳なく…正直に申し上げると、動画でお伝えできる内容はほぼ網羅したので、ネタがないのですね。
アコーディオン奏法についてお伝えすることは山ほどありますが、「動画で」となると話は別で、なかなか難しいのです。
さて、それでも少しは更新しなきゃ!ということで、先日のレッスンの様子を字幕付きでアップしてみました。
まずは、動画をご覧ください。
この時の生徒には、左の跳躍がうまくいかないという課題がありました。
そこで、私は「跳躍と蛇腹の開閉タイミングをずらすこと」を提案しました。
動画は、その具体的な方法の説明です。
特に上方向への移動は、『蛇腹を閉じる動作』が同時に起こりやすく、ついつい無意識のうちに蛇腹を押してしまうのです。上に上がりたいのに腕で楽器のボディを押してますから、ブレーキがかかってしまって上手く移動ができません。それにより思ったほど移動できていなくて音を間違えたり、閉じるつもりではなかったのに蛇腹が閉まっていたり、音が消えたり…という問題が起こります。
こういった問題が起きたときに、まずすることは上への移動時に蛇腹を押さないようにすることです。
これについては、前回のブログにも同じ動画を載せたのですが、こういった動きです。
この動き、意外とできない人が多いです。
手を上に動かそうとすると、どうしても腕の内側で楽器を押してしまうんですね。
できない人は練習が必要です。
楽器なしで、鏡の前に座ってください。
左腕で小さい前ならえの形を作ったら、自分の身体(脇腹)と左肘の距離(少し空く)が変わらないように注意して、腕を動かしてみましょう。楽器を押してしまう人は、この「身体と肘の距離」が変わってしまうので、変わらないようにするにはどんな風に動けばいいか観察してみましょう。
さて話を戻して、この動きができるようになったと仮定して進めていきますね。
この動きは、例えば蛇腹を閉じる前に左の移動がある時に使えます。
気をつけることは、移動と蛇腹を閉じる動作を同時に行わない、ということです。
移動は蛇腹を閉じる前に行います。力の向きは、まだ外向き、つまり蛇腹を開ける方向です。
移動して音を見つけてから蛇腹を閉じる、つまり力の向きを内側に変えます。
ここはゆっくり練習しましょう。
最初の動画の生徒のように、ゆっくり順番にやるべきことをすること。
同時に色々な動きをしないで、微妙にずれたタイミングで順番に動くことが大事です。
ぜひ、試してみてください!
今回のレッスン記事はここまでです。
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