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3大栄養素のかたちと働き

猛暑が続きますが、みなさまおかわりごさいませんか。

今回は3大栄養素についてのお話です。

3大栄養素とは、炭水化物、脂肪、たんぱく質ですよね。これらの物質の構造はどうなっていて、体の中ではどう働いているんでしょうか?

炭水化物は、糖質とも呼ばれていて、でんぷんなどは自然界に普通に存在していますね。このでんぷんは多糖類で、単糖類が複数つながったものです。単糖類はいわゆるブドウ糖などのようにこれ以上分解することのできない糖です。

消化吸収されるのは大部分がブドウ糖で、その他の単糖類もありますが、肝臓でブドウ糖に変換されます。肝臓や筋肉には多糖類のグリコーゲンという形で蓄えられていますが、利用される時はブドウ糖の形に変えられます。体内では主にエネルギー源として使われます。>
脂肪は、脂肪酸を含んでいる化合物の総称です。体内ではこれらの脂肪酸はトリグリセリドやリン脂質などの形で存在していたり、再び脂肪にして体に蓄えられたりしています。

トリグリセリドは、エネルギーの貯蔵源として働き、リン脂質は細胞の成分として働いています。また、トリグリセリドは、体内で糖に変えられたり、逆に糖がトリグリセリドに変えられたりします。エネルギー源として有効に使われるわけです。

たんぱく質の原料は、アミノ酸です。各種のアミノ酸がつながることでいろいろな種類のたんぱく質が存在します。アミノ酸が約10個以下の場合はオリゴペプチド、10個以上の場合はポリペプチドとも呼ばれます。

小さい形で吸収されたアミノ酸は、肝臓内でいろいろな形のアミノ酸に組み替えられ、主に体の細胞の原料となります。

自分の体内で組み替えて作ることができないアミノ酸を必須アミノ酸といい、これを含んだたんぱく質を補給しなければなりません。

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