2023.06.24 先生
先日の会長挨拶は、「先生」についてのお話でした。
万人幸福の栞、2条 苦難福門をうけてのお話です。
500文字程度ですので、どうぞ最後までお付き合いください。
――
昔は、生まれてすぐお世話になるのは、産婆さんでした。
今は、もういないですかね?
産婆さんは「先生」と呼ばれてたんですね。
学校にも先生がいて
診療所にも先生がいました。
田舎ですから
診療所の先生は、家族構成も知っています。
子ども相手なら、言葉ひとつで治しちゃうんですね。
まじないみたいなものですが、本当に治ってしまう。
「お母さんの言うことを、よく聞きや」とか、言われるんですよ。
社会に出てからも、
いつでも「先生」はいますよね。
自立して独立しても、仕事を教えてくれた「先生」がいます。
困ったときのお世話役……も近所に居ましたよね。
困ったときに、教えてくれる人です。
今はスマホでしょうか。
困ったときに教えてくれる人って、大事です。
その人のことを
「きらいだ」「いやだな」と思っていても、
頼ったときに気持ちよく答えてくれる。
そうすると、自分も器の小ささを感じたりもしました。
◇
私の座右の銘に
「美しき世界は感謝の心から」
という言葉があります。ヤンマーの創始者の言葉です。
◇
言葉は言霊です。
「ありがとう」を唱えると言いますが、
ありがたい気持ちで動くからこそ
いつか心の底から変わっているものなのです。
心は、どうしてもコロコロと変わります。
だからこそ
日に日に
毎日、新たに
一番新しい自分が、今この時なのです。
そして、今、使う言葉がこれからをつくるのです。
生かされている、この命
素晴らしいな、と思いながら
今日も、精一杯、働かせていただきます。
――
◇の部分は割愛させていただきました。
倫理を学んで、心底倫理に惚れている会長。
「倫理の学びは一生涯」とおっしゃいます。
このような話を毎週しております。
全部は書ききれませんので、
全部を聞きたい方は
毎週土曜日の朝、会場までお越しくださいね。