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ワレンベルグ、病状推移とお気に入り 脳梗塞18ヶ月め

◇概要◇

2024年4月から始まったパート勤務 第二章。平日休みの変則週休二日にシフト勤務あり、残業なし。病状(後遺症)の今日とお気に入りについて
 
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4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった。2022年大晦日に脳梗塞、寝たきりとなり4ヶ月入院。
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はてなブログ・・「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、日々感じたこと
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)」は、この4月から始まったパート就職後の変化を綴っている。
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◇遅い梅雨入りのようだ、お気に入りへ◇

6月になり、昨日は平日の休み、月曜。勤務場所の休館日の毎週月曜が固定週休日。
よく晴れていた。例年なら梅雨入りしていてもおかしくないが、今年は遅いようだ。借りていた本を返しに隣市の図書館へ。空いていてのんびり出来るし、キレイで広い施設内をブラブラするだけで良いリハビリ運動になる。
いまのとこ、お気に入りの場所で、休みにはよく出かける。


◇後遺症は、基本治らない◇

脳梗塞で一時は寝たきりになったが、お陰様で何とか普通の生活が送れるようになり、職も失ったが何とか、パートながら再び就くことが出来た。
後遺症がある。ワレンベルグの特徴的な症状である、小脳・延髄系のダメージによる、ふらつき(バランス系)筋肉の緊張と弛緩が不完全だったり、特に右下半身の失調で、血行やリンパなどの血流障害で右脚に痺れ痛みが起こったり、顔(左側)にごく軽い麻痺と冷え(温痛覚異常。首から下は右半身にも残る)。少しずつ良くなっているところもあるが、まぁ一進一退。


◇失われた機能の回復、お気に入りの場所でリハビリ◇

後遺症のうちの、バランスや失調(右脚、腰、下半身の緊張と弛緩)などは、脳の機能回復の問題が主で、ここががうまく動かないといくら体幹や筋力を改善しても治らないなぁというのが率直な感じ。壊れた脳の機能回復はなかなか難しい。無意識のうちに脳がしている緻密な制御、これを失った。
(正常な人の)体はうまく出来ていて、歩くこと一つ取っても、頭の重みを首や肩、背骨、腰などがうまく連動してバランスを取り、足を動かす時は各部の筋肉が弛緩、緊張を自然にかつスムーズに連動して、最適にかつ最小のエネルギーで歩くという動作を行っている(らしい)。

その司令塔である脳の機能の一部がリセットされてしまっている、制御プログラムが消えている。歩きだす時、かならずフラつくような感じが取れない。ぱっと見は足に力も入るし普通に歩けているので、脳梗塞を患ったようには見えないが、右脚は、筋緊張し続けながら、力の抜き方が分からずに動いている。またいっぽう、本来最大の筋力を有する臀部や後ろ腿が、サボって上手く使えていないので、その代替で異なる筋肉が踏ん張り続けている、故に、股関節や内ももや膝上に筋肉痛が出たり、ふくらはぎが張り足首に違和感がある。繰り返すが、歩く姿はぱっと見、ふつうにしか見えない、ただ、プログラムは不完全なのだ。
しかしながら、根気よくリハビリをし続けるしかない。歩くことで脳のプログラムがうまく書き換えられ、よりよくなることを信じたい
4月に始まった仕事は、非定型業務が多く、デスクワークだけでない、脳と体を働かせる業務がある。休日はお気に入りに通いそこから得る脳への刺激、適度な運動がリハビリになる(と自分で思っている)。
さらに、うまくて安い昼飯にありつければ言うことなし。

◇物欲もたまには、◇

メモリリセットした脳であるが、ふとしたきっかけで、失われた機能が戻った所もある、嚥下障害である。飲み込み(の反射)がどう意識しても出来なかった時期が1ヶ月半あった。口の中で咀嚼し、舌で味わった後、喉を通す、潤す、この単純な当たり前の大事な、飲み込みの反射が全く起きなくなってしまい辛い時期をすごした。
約1ヶ月半、飲み物も食べ物も口にすることは出来ず、喉を通らなかった、
ところが、転院したリハビリ病院の初日のテストで、前触れ無く口の中に入れられたフルーツ味のゼリーが、殊の外、舌の上で美味しく感じたせいか、飲み込みの反射が突然復活したのだった。完全ではないが5割ほど復活。
旨みの刺激が食べたいという欲を引き起こし、脳の動きを活性化させたのである。欲もたまにはいい、というかやはり、欲があるから生きているのだ。
物欲もたまにはいいだろうという(勝手な解釈)でメカニカルキーボード。

◇ユニークな本を探す喜び◇

原田マハ氏のアートミステリーから影響を受け、いろんな西洋絵画(と絵画史か?)が好きになった。たくさん借りてきてしまった。

山田五郎氏などの西洋絵画解説youtubeもけっこう面白い。絵の見方が少し分かってきたり、時代背景や時代時代の作風の変化などが分かり出すと面白いのだ。例えば、何故ピカソはあーいう顔を描きだした?、それが評価されるのか?とかね。作品もすごいが、ピカソの人生、すごいな。

つづく。

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まつ@ワレンベルグな日々、時々No+e日記
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