マイブーム・・
◇概要◇
図書館で「いま」借りてる本、マイブーム。
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2022年大晦日の脳梗塞発症、そこから2年が経った今。
ワレンベルグ症候群という脳梗塞の一種を突然発症したのは、2022年末の大晦日、緊急搬送だった。
そのまま年が明け2023年初から寝たきり状態、少しずつ回復し4月に退院。
療養し、一年後2024年4月から再就職、社会復帰もぼちぼちと。役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった自分。
◇キーワード。田舎住まい、娯楽と言えば、読書、図書館◇
マイブームのキーワード;
①七里さんの小説(小説は旅。もう21冊目の七里さん、その旅は飽きない) …心
②ミニマリスト(如何に身軽になれるか、コレクションでなくセレクション)…技術
③ランニング(朝のウオーキングが今年からランニングに進化しつつある) …体調
都会から離れた田舎は、別の意味で「キャッシュレス」。お金をほとんど使わない、店と言えばコンビニかガソリンスタンド、自分はほとんど寄りつかない。田舎に誘惑は無く物欲も起こらない、後遺症ありのパート生活でも地味に食っていける。
そして心技体を高める、経済的豊かさは必要ない。
ただ、そのモノトーンな生活に、本が文化という彩りを加える。無料で本や雑誌が借り、自分を豊かにする、地域の図書館は、欠かせない存在。
◇①七里さんの小説その21、心の旅、アポロンの嘲笑◇
中山七里さんの『アポロンの嘲笑』は、東日本大震災の5日後に起きた殺人事件を軸に、人間の本音と建前が鮮やかに交錯する社会派ミステリー。
防護服が「安心」の象徴でありながら放射線を通してしまうあまり知られていない現実、東電や原子力規制委員会の震災後の発言や対策の裏に潜む思惑、民間人を守るということでは協力しないといけない県警と公安の縄張り意識、対立など、震災という極限の状況下で浮き彫りになる社会の矛盾がリアルに描かれている。
一方で、主人公が命を懸けて他人を守ろうとする姿が、こうした矛盾、混沌の中でも人間の善意や誠実さを輝かせ、読む者に強い感動と希望を与える。絶望と信頼、対立と和解が交錯する物語は、震災の記憶を呼び起こしながらも、その先に何が大切かを問いかける。
社会の暗部を鋭く切り取りながら、極限の中で生まれる人間の本質を描いたこの作品、深い余韻と問いを残す旅だった。
◇②ミニマリスト◇
モノを減らす。いわゆる「見えなくする」とか「収納に費用と時間を」ということではない。つかうモノを絞り込み、要らないモノを排除することで仕事や意識も集中する。本当に大事なモノが見えてくるともいう。
人類は、スマホの浸透、ライフスタイルの変化により、モノと情報が圧倒的に漠増したことに対応出来ていないのだという。スマホの中の写真フォルダーには何百何千もの似たような写真があり、大事な一枚がすぐ取り出せない自分がイヤになる。今年はモノを減らそう、処分しようと思っている。
(だけど「勿体ない教」の私はミニマリストにはなれないだろう・・)
◇③ランニング◇
もう右の股関節の痛みは無くなった。退院後に回復を焦って痛めた右股関節は、ほぼ半年がかりで、柔軟性と可動域をじわじわと上げていったところようやくイヤな痛みが取れた。それまでは、関節に負荷の掛かるランニングやエアロビもどきは禁止していた。
ただし、病気をしてから約2年、ほとんど走れていないので、体重の三倍とも言われる脚への荷重を支え切れていない、体を押し上げる力も足りないためぎこちない走りになる。まだまだこれからというところ。
歩きと違い、走るようになって、心肺機能、循環器系へ刺激が入るのはいいことだ。そうやって、少しずつ病気前に戻っていけるとありがたい。まぁ焦らないことだ。