日記(44日目) ムコリッタ、利他、栗煮た
【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。
火曜平日、今日が三連休あけで週の始まり感。そしてぐっとまた冷えた深い朝霧だ、仕事始めマイカー通勤の人はすこし心にモヤっとするかも。
この三連休までで、雑誌1冊、本3冊の図書を読み終えた。昨日読んだ
「川っぺり ムコリッタ」は、ここ最近ない、不思議な感じの本だった。
2年の刑を終えムショからでて就労施設で働く主人公が住むアパートの住人や施設の人々、自分を捨てた父母など、貧しき慎ましき生活の人々の話。シングルマザー、ホームレス、無職で夕食をたかりに来る少し厚かましいが優しい隣人との交流。単純労働であっても働くことの大切さを教えてくれる人。
不幸に思えても幸せはある、ささやかな幸せを噛みしめる本。
今朝の後遺症リハビリ。日課の「上半身ウォーク」。風に冷たさを感じる。
今朝はフラつきは多め、右脚の付け根の張り。でも生きてる、歩ける幸せ。
玄関を出ると、深い朝霧、幻想的でもある。霧の中を進むと無心に。
いつもの脳と手足のつながりを意識、は今日は霧の中で無に近い。
早歩き/後ろ歩きのインターバルで後ろ歩きが少し揺れる今日、しぜんと左右に首をふり、霧の奥の自然の風景を感じながら揺れを修正。生かされている自分をいつもより感じる。
昨日よりも長いロングの駆け足。霧の中、息が上がらなかった。無心。
嫁さんは、長い連休明けの出勤の朝。心なしかだるそう、朝のウオーキングから自宅前に戻ってくると、ちょうどクルマに乗り込むところだった。
我に返る、駆け足で車庫の前に行きお見送りをする。心配りの主夫に戻る。
帰宅後のオーディオルームでいつものクールダウン、スクワットやストレッチをゆっくり、1ビットのサウンドシャワー。借りた雑誌 「男の隠れ家ー
音楽喫茶」では、アナログの音に浸る特集で、自分の安いデジタル環境とは比べるべくもないのだが、故き良きに回帰するゆとりは共通。
古い名盤は不変の良さ、これをデジタルで聴くかアナログかは自由、あるいはyoutubeで気軽に触れて良さを感じるのも、今の世の一興である。
就職状況だが、日課のハローワーク募集ページに目を通す、検索条件は固定、募集の条件や業態、変化点がないかどうか? 今日も変化なし。
どうだろう、10月後期期初の求人は一段落しているかもしれない。
とすれば、次は来期4月期初ないしは新年期初、10,11月を含めた年末に向けての求人のヤマが次に来るだろう。気を抜かず見ていこう。
食欲の秋。早速嫁は、昨日収穫の栗の半分をオーソドックスに鍋で煮た。
残り半分は、近くの実家にお裾分け(季節の恵みを分ける、足るを知る)。
二人で食べられる分を頂く。夫婦、黙って向きあい、皮をめいめいで剝く、
不器用な自分に嫁は、自分で先に剥いた数個を分けてくれる、利他の心。
口に入れると、滋味深きあじわい。ささやかな幸せが口の中に広がる。
つづく(1245文字)
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